昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +56.22 @17,958.73, NASDAQ +23.74
@4,974.56)。ドル円為替レートは120円台半ばの円安方向へ動いた。本日の日本株全般は高安まちまちだったが、日経平均はザラ場で2万円に届いた。東証1部では、上昇銘柄数が751に対して、下落銘柄数は969となった。騰落レシオは107.00%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆7469億円。
昨日までの勢いを引き継いでTOPIXも日経平均も高く始まり、日経平均は2000年4月以来15年ぶりに一時2万円台を回復したが、その後は下げて陰線で終えた。日経平均は「被せ線」となった。昨日は「三空踏み上げ」となったので、今日は一休みがあっても不思議でなない。日経平均が目標の2万円に届いたことで、目標達成感から利食い売りが優勢となるか、或いは、さらに弾みが付くか?企業業績を一株当たり利益EPSで測定すると、ファンダメンタルズ的視点では、もう十分上げたと見ている。しかし、実際の相場は、世界的な過剰流動性を背景として資金が株式市場に流れ込んでいるので勢いがある。5月連休明けには今期の業績予想が一通り出揃うので、その頃にはさらに続伸するのか、利食いが優勢になるのか、株式相場の方向性が決まるのではないだろうか?
TOPIX
-5 @1,590
日経平均 -30
@19,908円
33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、医薬品(1位)、海運(2位)、倉庫・運輸(3位)、電気・ガス(4位)、非鉄金属(5位)となった。