昨日の米国株式相場は小幅反落した(DJIA -5.43 @17,875.42, NASDAQ -7.08
@4,910.23)。ドル円為替レートは119円台後半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,314に対して、下落銘柄数は440となった。騰落レシオは112.65%へ上昇した。東証1部の売買代金は2兆6048億円。
日銀は事前予想通り金融政策の現状維持を決定した。しかし、一部には4月30日には追加金融緩和が決定されるのではないかという憶測もあり、TOPIXも日経平均も続伸し、3月23日高値を更新した。騰落レシオは112.65%であり、過熱感はまだないが、日経平均ベースのPERは17.6倍であり、バリュエーション的には割安感はない。株主の要求収益率(=株主資本コスト)を8%、期待成長率を2%と見積もると、PERは16.7倍(=1/(0.08-0.02)が基準となる。
TOPIX
+10 @1,588
日経平均 +149円
@19,790円
33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、電気・ガス(2位)、小売(3位)、石油・石炭(4位)、医薬品(5位)となった。
1件のコメントがあります
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追加緩和の確率はかなり低いのでは?
総裁はじめ原油安の影響を見極めると言い続けてるので、それを口実にデフレ化する夏場ころまで何もしないと思う。
夏場も動かず年終盤の可能性も高い。
もし4月にやるならビッグサプライズで、市場との対話はどうなってるんだ、という別の疑問も出てくる。