概況

ヒロろんさん

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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      
17875.42(-  5.43)▼0.03%

□ナスダック       
4910.23(-  7.09)▼0.14%

□S&P500      
2076.33(-  4.29)▼0.21%

□ダウ輸送株       
8607.68(+ 41.21)△0.48%

□半導体株(SOX)    
692.94(+  0.26)△0.04%

□NY原油先物(5月限)   
53.98(+ 1.84)

□NY 金先物(6月限) 
1210.60(- 8.00)

□バルチック海運指数    
583   (-  5)

□為替      
(対ドル)120.30(前日比0.48円安)
        
(対ユーロ)130.08(前日比0.77円高)

□CME日経225先物 
19780(+100)※大阪先物比



 7日のNY株式市場は、企業業績への警戒感から小幅安となり3日ぶりに反落しました。

 この日は経済指標の発表が少なく手掛かり材料に欠けましたが、利上げ時期が先延ばしになるとの見方が引き続き相場を支援。M&A(合併・買収)の発表が相次ぎ、株式市場に資金が流入するとの期待もあって買いが先行。主要指数はプラス圏で推移し、ダウは100ドルほど上昇する場面がありました

 NY市場では8日のアルコアを皮切りに米企業の1~3月期決算発表が本格化しますが、ドル高による企業業績への悪影響が意識され指数は失速。手仕舞い売りが広がり、指数は引け間際にマイナスに転じています。

 S&P業種別指数では、エネルギーとヘルスケア(医薬品等)が上昇した一方、公益(電力等)や通信、一般消費財・サービス(小売り等)、金融などが軟調でした。

 個別銘柄では、オランダの物流大手の買収を発表した同業大手のフェデックスが買われ、英投資ファンドへの身売りを発表したソフトウエアのインフォマティカも上昇。塗料大手アクサルタ・コーティング・システムズは投資会社バークシャー・ハザウェイによる株式取得が材料視され大幅高となっています。買収の話しが浮上している短文投稿サイトのツイッターも物色されました。

 原油高を手掛かりにシェブロンなどの石油株が上昇。ビザやマスターカードが上げた一方、アナリストが投資判断を引き下げたアメリカン・エクスプレスが下落。カナダ政府の投資会社が保有するゼネラル・モーターズ(GM)株を売却すると発表したことから、需給悪化警戒でGM株が下げました。

 ダウ構成銘柄では、シェブロン、ジョンソン&ジョンソン、ボーイング、ビザなどが上昇した一方、アメリカン・エクスプレス、キャタピラー、アップル、プロクター&ギャンブルなどが下落しました。

 NY原油先物(WTI)は大幅高で続伸。米エネルギー情報局が米国内の原油生産見通しを下方修正した一方で、米国内の消費は増えるとの予想を示したことで需給改善期待が広がりました。原油は終値ベースで年初来高値を更新、昨年12月30日以来の高値水準で取引を終了しました。NY金先物は反落で
す。




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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆昨晩の海外市場は、イースター明けの欧州株が大きく上昇した一方、NY株は小幅に反落しました。CME日経225先物(円建て)は1万9780円で昨日の東京市場の日経平均終値1万9640円と比べ140円高い水準です。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万0000円 心理的節目、大台

 1万9780円 CME日経先物

 1万9778円 直近高値(3月23日)

 1万9640円 昨日終値

 1万9500円 心理的節目

 1万9424円 窓下限(4月6日高値)

 1万9364円 5日線



◆昨日の東京株式市場は、追加金融緩和への思惑などで上げ幅が拡大し、日経平均株価は242円高で取引を終了しました。

 個別銘柄では、臨床検査薬大手の栄研化学(4549)や鉄骨・橋梁大手の駒井ハルテック(5915)が大幅高。三井不動産(8801)や三菱地所(8802)など不動産株の上昇も目立ちました。



◆本日は日銀金融政策決定会合の結果発表、そして15:30に黒田日銀総裁が記者会見を行います。

 経済指標では、8:30に2月の国際収支の発表。原油安による貿易赤字の縮小、訪日外国人客数の増加や円安に伴う旅行収支の改善などにより、経常収支は8カ月連続の黒字が見込まれています。

 14:00には景気ウォッチャー調査(街角景気)の発表があります。足元の景況感を示す現状判断指数は前月まで3カ月連続で上昇しており、この流れが継続するかがポイントです。

 その他、3月の対外・対内証券売買契約、2月の産業機械受注や3月の企業倒産などの発表も予定されています。


 海外では、3月17~18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が日本時間9日3:00に公表されます。声明文の「忍耐強く」の文言が削除された3月のFOMCで、景気や物価の見通し、ドル高の影響、利上げの時期などに関して各委員の間でどのような意見が交わされたか注目されます。

 また、NY市場では現地8日の取引終了後のアルコアから決算発表シーズン入りとなり、来週14日以降、主要企業の決算発表が相次ぎます。

 トムソン・ロイターの調査では主要500社の1~3月期の利益は前年同期比2.8%減、ブルームバーグの調査では5.8%減と、いずれも金融危機後の09年7~9月期以来、およそ5年半ぶりの減益が予想されており、ドル高の影響や先行きの見通しに注目が集まります。



◎新規上場
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 サンバイオ(東マ・4592)
  公開価格2,000円


◎主な決算
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 15:00

 ABCマート(2670)
 わらべや日洋(2918)
 ファミリーM(8028)など


◆その他のトピックとしては、成田空港でLCC専用の第3ターミナルビル開業、コマツがビッグデータ解析でGEと提携、ソニーが画像センサー追加投資、国際帝石がマレーシア沖で油層発見、JR東日本が風力発電に参入、日産エクストレイルにHV仕様、カルビーが韓国で生産倍増、上海株が連日で7年ぶり高値。

 明治安田が最高益で2年連続増配、高島屋の前期営業益10%増・今期は6%増見込む、高島屋が自社株TOB・1株1103円で、ダイセキSは2期ぶり最高益更新、サンエー3期連続最高益で増配も、スギHDは3期ぶり最高益更新へ、川重は2期連続最高益、パルコの前期経常最高、エコートレーディングが下方修正、フィールズが14日付けで1部市場に、イーブックがクックパッドに第三者割当増資、クラウディアが自社株取得枠設定・・・等々。



◎明日以降の主な予定

  9日(木)

 3月末の都心オフィス空室率
       
 Jフロントやファストリ決算
       
 2月の米卸売売上高


 10日(金)

 3月の中国CPI・PPI



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 >
  不時の高下をみせる日 逆張り良し

 <相場高低判断>
  相場は一方へ片寄る




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【3】心に残る名言                        **
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 人間性について絶望してはいけません。

       
 なぜなら、私たちは人間なのですから。


                 
    アインシュタイン
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