映画ずきのしんちゃんさんのブログ
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円高をおりこみにいく展開か
4月3日の日経平均は19435.08(+122.29)で、日足転換線19351を回復した。しかし雇用統計前で商いは少なく、トレンドを回復したとは言いがたい。その肝心の雇用統計は非農業部門で12万6000にとどまり、予想を大幅に下回り、これをうけてドルは急落、日足では118.99と終値の直近安値を更新、下向きの転換線を下にきり、雲に足をつっこんだ。週足でも転換線を下に切り、長い上ヒゲをだして上値の重たさを感じさせる。
週明けはこのドル安円高を株式市場が折り込みに行く展開となり、日足の基準線19177が守れないと、週足転換線18525およびパラボリック18613が攻防の節目となる。ここを下抜けると中期的な調整にはいるので、週足基準線17153を試しにゆく可能性もある。週足MACDもシグナルを下にきりつつあり、中期的な調整局面入りの懸念は高いと思われる。
国内の景気動向も先行指数もあまり思わしくなく、賃上げによる好循環がうまれて内需主導で景況がよくなり、円高効果を打ち消すとは考えにくい。どこで底を形成するかを見極める時が続きそうだ。
いい指標は無視されてますね。