本日の市況

ヒロろんさん

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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  
19713.45(- 40.91)▼0.21%

◎TOPIX  
1587.59(-  4.66)▼0.29%

◎売買高概算   20億9206万株
◎売買代金概算   2兆7525億円
◎時価総額   571兆6219億円

◎値上り銘柄数  719  
◎(昨年来)新高値 163
◎値下り銘柄数 1005  
◎(昨年来)新安値   4
◎変わらず    152

◎騰落レシオ(25日)
125.66%(前日比4.66%低下)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 
○●●○○○●○○●○● 58.3%

◎カイリ率(日経平均) 
25日線比+4.14%  
75日線比+9.74%

◎為替  
(対 ド ル)119.60 (前日比0.47円高)
     
(対ユーロ)130.64 (前日比1.08円安)

◎出来高上位

1.みずほ  <8411> 
224.7円(+  0.1円)13112万株

2.三菱UFJ<8306> 
784.8円(-  2.7円) 5126万株

3.東芝   <6502> 
519.6円(+  6.0円) 4179万株

4.新日鉄住金<5401> 
310.7円(-  1.6円) 4061万株

5.OKI  <6703>   
261円(+    4円) 3834万株

◎売買代金上位

1.エーザイ <4523>  
9570円(+  822円) 2217億円

2.日経レバE<1570> 
16670円(-   80円) 1561億円

3.トヨタ自 <7203>  
8689円(-   52円)  807億円

4.三菱UFJ<8306> 
784.8円(-  2.7円)  401億円

5.ソフトBK<9984>  
7017円(-   43円)  389億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り730万株 買い1200万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日ぶりに下落、前日比40円(0.21%)安の1万9713円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが11ドル安となったことを受け、加えて日経平均株価が昨日の終値で1万9754円と2万円に急接近したことで高値警戒感が意識され、朝方から売りが先行。10:55には下げ幅が108円となる場面がありました。ただ、26日(木)に権利付き最終売買日を控えて配当取りを狙った買いが相場を下支えし、加えて先高期待からの押し目買い意欲も根強く、引けにかけては下げ幅を縮小しています。売買代金は概算2兆7525億円、上海総合指数は10日連続高で3ポイント高の3691です。

 業種別では、石油、医薬品、建設、不動産などが高く、海運、倉庫、機械、自動車などが下げています。

 個別銘柄では、サントリー食品が165円高の5080円と2013年7月の上場以来、初めて5000円台に乗せています。業績好調で15年12月期の純利益計画は前期比16%増の420億円、売上高は3%増の1兆3000億円と過去最高だった前期を上回る利益水準を見込んおり、好感した買いが継続しています。

 大成建設が17円高の701円、大林組が31円高の803円、清水建設が21円高の845円、鹿島が14円高の548円、安藤ハザマが19円高の684円と建設株の上げが目立ちます。ゼネコンは好決算の発表や増配計画の報道を受けて2月中旬から3月上旬まで上昇してその後一服。日柄調整一巡で再び先高期待から物色の矛先が向かっています。

 エーザイが822円高の9570円と1万円接近、小野薬が490円高の1万4220円、科研製薬が105円高の3770円、塩野義が105円高の4210円、中外薬が165円高の3895円と医薬品の一角が値を飛ばしています。エーザイが認知症治療薬の材料をキッカケに大幅高したことで同じ薬品株に思惑的な買いが入っています。

 マツダが57.5円高の2492円と上昇。同社の国内乗用車販売台数に占めるディーゼルエンジン搭載車の割合が2015年2月に初めて単月で5割を超えたと報じられています。単価が高い小型ディーゼル車の販売が進むことは業績にとってプラスとの見方から好感した買いが入っています。

 土木鉱山用機械と銅製錬を2本柱とする古河機械金属が3日連続高で14円高の219円と6%を超す上昇。昨日の引け後に特別利益の計上などで15年3月期の連結純利益見通しを前期比約2.5倍の100億円に上方修正。従来計画を55億円上回り、好業績を好感した買いが集まっています。年間配当は従来計画より2円増やし5円(前期は3円)とします。

 その他、椿山荘・太閤園を擁する藤田観光が36円高の505円、インバウンド消費の代表銘柄の三越伊勢丹が16円高の2010円と2000円台に乗せて昨年来高値更新、テニスの錦織選手特需でWOWOWが連日で上昇、40円高の7810円と昨年来高値更新。

 海外売上高81%のアシックスが85円高の3295円、育児用品国内トップのピジョンが80円高の9860円と1万円目前まで上昇していずれも昨年来高値を更新です。

 本日の新高値銘柄は、ショーボンド、日本道路、カルビー、サントリー、ニチレイ、わらべや、Jフロント、三越伊勢丹、塩野義、エーザイ、WOWOW、クミアイ化、DOWA、ホシザキ、富士通、アシックス、ピジョン・・・等々です。




 

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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   A
(6201)豊田織機 7,700→ 7,800円

 据置き   A
(7259)アイシン精機  5,050→ 5,150円

 据置き   B
(3116)トヨタ紡織  1,550→ 1,500円

 引下げ A→B
(7220)武蔵精密  2,800→ 2,750円

 据置き   C
(7282)豊田合成  2,250→ 2,350円

[モルガンSMUFJ証券]
 据置き   A
(5714)DOWA  1,210→ 1,450円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A
(6954)ファナック 29,000→30,000円

[バークレイズ証券]
 据置き   A
(2432)DeNA  1,900→ 2,850円

 引上げ B→A
(4523)エーザイ  5,500→11,800円

 据置き   B
(7974)任天堂 12,400→17,600円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A
(6516)山洋電気 1,300→ 1,360円

[SMBC日興証券]
 据置き   A
(6674)GSユアサ  780→  690円

[大和証券]
 引上げ 4→1
(4523)エーザイ  5,300→11,000円

 引上げ 3→2
(8309)三井住友トラスト  550→  600円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】イナゴ投資家                        **
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 昔は、年末の資金手当てのため、秋に株式の含み益を確定する個人投資家を指して「イナゴ投資家」と言いましたが、現在は、短期で材料株の回転売買を繰り返す個人投資家のことを、大挙して稲穂に群がり移動してゆくイナゴに例えた表現となっています。

 そんなイナゴ投資家にも様々な種類があり、主なものとしては下記のようなタイプの存在が確認されています。


●高速イナゴ

 何か情報が出ればすぐに飛びつく、スピードが持ち味のイナゴ。情報を吟味しないため、損切りで終わることも多い。


●下級イナゴ

 情報を分析して動いているように見えるが、分析能力は低く、高速イナゴにやや遅れて飛びつく。後述の共食いイナゴのエサになることが多い。


●上級イナゴ

 情報分析能力に優れ、確実性の高い銘柄を選別。反面、乗り遅れることも多い。押し目を狙うような行動をとることがあることから、「イナゴ心を忘れたイナゴ」とも。


●養分イナゴ

 ひと相場終えた銘柄に飛びついて、結果として皆の換金を手助けるイナゴ。


●共食いイナゴ

 高速イナゴの亜種で、材料株に早乗りして、遅れてノコノコやってきたイナゴに売りつけるイナゴ殺しのイナゴ。



 ちなみにイナゴ投資家が短期集中して作り出されたチャート形状は「イナゴタワー」と呼ばれます。


●殿様イナゴ

 能力が高く、他のイナゴから崇拝されている別格のイナゴ。つぶやくだけでイナゴタワーが出来上がることも。


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