「伊藤洋一」氏が予想する2015年!世界経済の動きと日本経済の行方!
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2015/01/02 に公開
「伊藤洋一」氏が語った2015年世界経済の動きの見通し。原油安の落ち着きどころは、原油価格がWTIで60ドルわった所でそろそろ終わりになると、WTIを60ドルを割って国家財政が回るのはクゥエートとオマーンだけだといい、サウジが減産に応じない理由はアメリカとナイジェリアの関係だと、半年後くらいには原油価格は引き上げに転じ70とか80とあがるかも知れないが、その後も余り上がらず130、140と跳ねることはなく推移すると語った。
FRBの利上げはFMC予定から常識的に考えれば6月だといい、ECBの量的緩和については、ドイツ系の反対はあるものの1月の最初の理事会で国債を中心とした量的金融緩和に動くだろうといい、日本も2%に拘るなら日本にも可能性があり、日欧と米の反対の金融緩和に動くことになると語った。
また、中国の景気については、政治体制を引き締める中で経済だけ良くなるわけがないと、金融政策一本柱の中で変わるわけがなく苦しい状態だといい、「習近平」政権は安価な大量生産からクウォリティー重視への経済体質へのシフトを掲げるが、自由なアイデアを許さない中で新しい経済が生まれるわけはなく中国経済が活発になるわけがないと語った。
そしてねドル高円安の行方については、日本にとって望ましくないが日欧と米の金融政策が反対を向いていくであろう中で、場合によっては一気に130円までいく可能性もあり、その場合日本売りの兆候も出てくるかもしれないと、ドルに対する強気と円安に行きすぎによる警戒が交互に出てきて荒っぽい動きになることが予想されるといい、株式相場の見通しは、株価の上昇はほかに行き場がなく、
つねに付きまとう高値懸念に高所恐怖症と行き場所のなさの2つの考え方で交互の値動きで短期的に大きく変動するだろうと語った。
引用:伊藤洋一のRound Up World Now!(2015.1.2) 伊藤洋一(経済評論家、エコノミスト、ジャーナリスト、株式会社三井住友トラスト基礎研究所主席研究員 加藤満理子(フリーアナウンサー