26日は3月期末の配当、株主優待などの権利付き最終売買日で、好配当利回り銘柄を中心に買いが活発化するものと思われるが、それを手当てしようとするも株価は上昇の気配をみせない。買いやすいといえば、買いやすいのだが、銘柄選択がいけないのか、それとも、米国を取り巻くファンダメンタルが悪いのか、上がる気配を感じ取れない。(もちろん、株主重視策を発表した企業の株価は上がっている。)世界的な金融緩和で過剰流動性相場が続く中、マネーフローに変調を来すリスク要因として警戒されているのが米利上げの動向だ。若干利上げは先送りされそうだが、米国株の動向は日本株の動向にやはり影響を与えよう。よって注意深く見守る必要がありそうだ。
今日の一言:乗馬したる馬は思うように進まず。和合心を以てゆけ。