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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
19246.06(- 8.19)▼0.04%
◎TOPIX
1558.21(- 2.12)▼0.14%
◎売買高概算 19億7710万株
◎売買代金概算 2兆4517億円
◎時価総額 560兆7581億円
◎値上り銘柄数 955
◎(昨年来)新高値 237
◎値下り銘柄数 790
◎(昨年来)新安値 1
◎変わらず 123
◎騰落レシオ(25日)
136.37%(前日比1.00%低下)
◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗
○○●●○○●●○○○● 58.3%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+3.91%
75日線比+8.19%
◎為替
(対 ド ル)121.24 (前日比0.09円高)
(対ユーロ)127.63 (前日比1.12円高)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
223.2円(+ 0.8円)15150万株
2.三菱UFJ<8306>
797.0円(+ 7.5円) 9290万株
3.新日鉄住金<5401>
319.6円(- 6.0円) 3884万株
4.ユニチカ <3103>
54円(- 1円) 3151万株
5.ケネディク<4321>
512円(- 8円) 3062万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
15880円(- 20円) 1214億円
2.三菱UFJ<8306>
797.0円(+ 7.5円) 743億円
3.ファナック<6954>
26705円(- 165円) 688億円
4.トヨタ自 <7203>
8280円(+ 23円) 504億円
5.三井住友 <8316>
4858.5円(+ 78.0円) 463億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り730万株 買い960万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が4日ぶりに下落、前週末比8円(0.04%)の小幅安で1万9246円で取引終了です。週末のNYダウが145ドルの大幅安となったことを受けて朝方は売りが先行しましたが、下値が堅いことから一転して先高期待の買いが優勢となり、10:02には94円高というプラスに浮上。
さすがに買い一巡後は相場の短期的な過熱感が意識され、加えて日銀が明日まで金融政策決定会合を開くほか、17~18日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されることから結果を見極めたいとして手控え気分が強まり、引けにかけては小幅なマイナスに転じています。売買代金は概算2兆4517億円、上海総合指数は76ポイント(2.2%)の大幅高で3449です。
業種別では、空運、銀行、土石、機械などが高く、石油、ゴム、医薬品、電力ガスなどが下げています。
個別銘柄では、川崎重工が7日連続高で9円高の593円と約23年ぶりの高値水準となっています。業績絶好調で航空機関連の利益が急拡大して連続最高益更新となっており、緩やかながらも上値指向の展開が継続しています。
不二製油が4日連続高、89円高の1802円と値を飛ばしています。業務用チョコレートでブラジル最大手のハラルド社を4月に買収すると発表。ハラルド社の創業者から株式の83.3%を買い取り、買収金額は約240億円です。今後著しい経済成長が見込まれるブラジルの業務用チョコレート市場を拠点に中南米戦略を構築していくことを好感した買いが入っています。
マイナンバー関連のNTTデータが40円高の5150円と連日で昨年来高値更新。日本に住む全ての人に割り振る社会保障と税の共通番号(マイナンバー)導入によるシステムの投資需要が拡大するとの期待から代表格の同社に継続的な買いが入っています。
フジHDが98円高の1793円、日テレHDが3日連続高で66円高の2104円、TBSが56円高の1539円、テレ朝HDが34円高の1888円、テレビ東京が49円高の2278円となるなど放送株が軒並み高。企業による賃上げや成長投資の拡大、消費回復などから国内の景気回復期待が高まっており、広告収入が増えると期待から出遅れ銘柄として買いが入っています。
宝印刷が6日連続高、10円高の1038円と昨年来高値を更新です。同社は企業の広報活動で使う開示資料の印刷などを手掛けています。2015年度にIPOを計画する企業は100社前後と6年連続で増えることから業績拡大を期待した買いが入っています。秋には日本郵政グループの大型上場も控えており、目論見書など開示資料の印刷需要の増加が期待されています。
その他、炊飯ジャーの象印マホービンが49円高の1001円、ボーイング関連のナブテスコが40円高の3480円、同じく旅客機用の化粧室・厨房設備で世界大手のジャムコが30円高の3200円といずれも昨年来高値更新。
インバウンド消費の代表格の三越伊勢丹が35円高の1898円、真珠トップのTASAKIが161円高の2343円と大幅高でいずれも昨年来高値更新となっています。
本日の新高値銘柄は、住友林、積水ハウス、日本粉、森永菓、キッコーマン、MonotaRO、三越伊勢丹、電通、富士製薬、ウェザーニューズ、ナブテスコ、カシオ、川重、TASAKI、京浜急行、相鉄HD、ANA・・・等々です。
= 象印マホービンが1000円の大台乗せで目標達成! =
本日、象印マホービンが49円高の1001円と1000円の大台乗せとなり、目標達成となっています。ここにきて一気に上げ足が加速し、ついに1000円の大台乗せなりました。
炊飯器と言えば「象印」であり、炊飯器の代名詞と言っても過言ではありません。日本人にとって当たり前のブランドですが、今や中国を中心としてアジアに飛躍しようとしています。
2月の春節の大型連休中、同社が得意とする高機能のIH炊飯ジャーが中国
人観光客に大人気。
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【2】主な投資判断 **
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[クレディS証券]
据置き A
(4471)三洋化成 950→ 1,140円
据置き A
(8591)オリックス 2,010→ 2,380円
据置き B
(3401)帝人 300→ 400円
据置き B
(4114)日本触媒 1,600→ 1,720円
[ゴールドマンS証券]
据置き A
(6728)アルバック 2,210→ 2,330円
引上げ C→B
(7545)西松屋チェーン 720→ 950円
据置き B
(3099)三越伊勢丹 1,400→ 1,480円
据置き B
(8233)高島屋 1,100→ 1,150円
据置き B
(9831)ヤマダ電機 350→ 390円
[バークレイズ証券]
据置き A
(7012)川崎重工業 670→ 660円
据置き A
(9684)スクエニ 3,100→ 3,400円
[野村証券]
新 規 A
(2201)森永製菓 470円
据置き A
(2670)ABCマート 6,400→ 8,300円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(6869)シスメックス 6,040→ 7,350円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【4】タイムテーブル **
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投資において対応が後手にまわれば儲かりにくいのは明白で、予めスケジュールが分かっていることであれば先手を打って果報を待つことも可能です。
例えば、株価は政治経済・社会全般の動きに左右されます。ということは政治経済・社会全般の大まかなタイムテーブル(予定表)は事前に頭に入れておくことが大事です。これらに注意を払わず投資に向かうのは、機会損失(儲け損ない)につながります。
株価はそれぞれの個別材料に影響されてはいますが、社会の出来事や流行、身近な話題、新商品開発や販売動向などに敏感になるとともに、イベントなどを含む様々な経済や社会のタイムテーブルを事前に知っているのと知らないのとでは結果が違ってくる可能性があります。
また、経済指標などの実際の発表の結果や、その後の相場の動向を見れば、市場は何を期待し、その結果どうだったのか、どんな要因が相場を動かしたのかが理解できるようになり、そうなれば先読みも可能となります。