どんなに楽しかったことも苦い経験も、長い時間も、過ぎ去ってみればまたたく間の出来事のように感じるものです。
今はちょうど卒業のシーズン。学舎を巣立ってゆく子ども達もきっとそんな思いでいるのではないでしょうか。
ところで、卒業の際にいただいて、今でも大事にしている言葉があります。
節から芽が出る。
望んだことではないのに、人は辛い目にあったり、苦しい境遇に置かれたりしますが、それこそが人生の節だというのです。そしてそこから新しい芽が出るのだと。
たった一言、本当に短い言葉ですが、人生の途中途中で思い出されます。