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“高台に逃げて” 命の呼びかけ 遠藤未希さん
“高台に逃げて” 命の呼びかけ 南三陸町一万の命を救った一人の女性
公務員の鏡
公務員の鑑
myriam さん
「早く逃げてください」宮城県南三陸町は、町役場が跡形もなくなるなど壊滅した。 その中に津波に襲われるまで防災無線放送で住民に避難を呼びかけた女性職員がいた。
■「娘は最後まで声を振り絞ったと思う」。母親の遠藤美恵子さんは、避難先の県志津川高校で涙を浮かべた。娘の未希さんは町危機管理課職員。地震後も役場別館の防災対策庁舎(3階建て)に残り、無線放送を続けた。
■難を逃れた町職員によると、地震から約30分後、高さ10メートル以上の津波が町役場を襲った。助かったのは10人。庁舎屋上の無線用鉄塔にしがみついていた。その中に未希さんはいなかった。
内容紹介
「急いで高台へ避難してください」
東日本大震災の時、遠藤未希さん(南三陸町職員)は
最後まで放送で呼びかけ続け、津波にのまれてしまいました。
本書は、彼女の母・美恵子さんの手記です。
未希さんの勇気ある行動は「命の呼びかけ」と称賛されました。
しかし、その一方で美恵子さんは喪失感に苛まれ続けます。
ある日、未希さんの遺品を整理していると、一通の手紙をみつけました。
そこに書かれていた一文に勇気づけられ、美恵子さんは決心したのです。
娘の遺志を語り継ぐために、民宿「未希の家」を作ろうと――。
最愛の娘を失った絶望感にたびたび襲われながらも、
母親として魂を再生させていく物語です。
[目次]
序 章 命の呼びかけ
第1章 手がかりを探して
第2章 見られなかった花嫁姿
第3章 「最期の声」を聞きたい
第4章 防災対策庁舎の解体
第5章 未希からの手紙
第6章 あなたの名前を叫びたい
終 章 亡き娘と共に生きる
株はがまん☂☃ が出来ないさん
こんにちは
かなり印象に残っていた出来事でしたが、
母上の再生の話は、救われます。
娘さんは、強かった。
そして、母上は強くなった。