雑談

[ヒロろんさん]

本日は大安です。

　一雨ごとに暖かくなってまいりました。


　さて、来週の土曜日（３月１４日）。東京と金沢を２時間半で結ぶ「北陸新幹線」がいよいよ開業します。今、北陸の富山県や石川県は活気付いており、現地からはミニバブルとの声さへ聞こえてきます。


　折しも今年は安倍政権肝煎りの地方活性化策「地方創生」が国策として推し進められており、地方創生の優等生になる可能性があります。


　株式マーケットでは既にその関連銘柄が大きく上昇中。例えば、『日医工』。同社は注目の富山市に本社を置く後発医薬品専業最大手であり、２０００円前後だった株価は今週末の終値２５６２円まで一月半余りで値幅にして５００円超、率にして２５％という大暴騰を演じています。


　業績絶好調、加えて北陸新幹線開業による関連銘柄としてのテーマ性から上昇してくることは容易に察しがついた訳ですが、ドンピシャリ。シナリオ通りの展開です。他にも大きく上昇している銘柄はいくつかあります。


　北陸の老舗百貨店で金沢・香林坊店を旗艦とする「大和」（だいわ）の株価は昨年末の１９５円から今週末の終値２９０円まで４８％の大上昇。北陸最大手のドラッグストアの「クスリのアオキ」の株価は同６５５０円から同８７１０円まで値幅にして２０００円超、率にして３２％の大上昇。

　北陸地盤の電気工事会社「北陸電気工事」も同６７８円から同８００円まで１８％の上昇といった具合です。


　他にも関連銘柄はたくさんあります。富山県高岡市に本社を構える物流企業「トナミＨＤ」。物流事業で北陸地方に強みを持っているため、企業活動が活発になれば恩恵が期待できます。

　ヒトとカネが活発に動き始めることで潤うのは銀行であり、富山県内では「ほくぎん」の愛称で親しまれる北陸銀行を傘下に置く「ほくほくＦＧ」、石川県を地盤とする地銀中位行の「北國銀行」、富山・石川・福井３県で食品スーパーを展開する「アルビス」。


　他にも富山県に本社を置くロボット関連の「川田テクノロジーズ」、富山県高岡市本社で王子ＨＤが筆頭株主の「中越パルプ」、福井県地盤のドラッグストアのゲンキー、自動車用シート材大手で福井本社の「セーレン」。


　金沢本社でプレハブ仮設住宅を手掛ける「日成ビルド」、石川県本社で鉄骨加工機大手の「タケダ機械」、石川県本社のディスプレー専業メーカーの「ＥＩＺＯ」、金沢本社で飲料用充填装置で国内最大手の「澁谷工業」・・・等々、関連銘柄として知っておきたいところです。