【1】NY市況 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
□ダウ工業株
18224.57(+ 15.38)△0.08%
□ナスダック
4967.14(- 0.98)▼0.02%
□S&P500
2113.86(- 1.62)▼0.08%
□ダウ輸送株
□ダウ輸送株
9131.80(- 46.68)▼0.51%
□半導体株(SOX)
711.99(- 4.13)▼0.58%
□NY原油先物(4月限)
□NY原油先物(4月限)
50.99(+ 1.71)
□NY 金先物(4月限)
1201.50(+ 4.20)
□バルチック海運指数
□バルチック海運指数
524 (+ 8)
□為替
□為替
(対ドル)118.85(前日比0.02円安)
(対ユーロ)135.00(前日比0.13円高)
□CME日経225先物
□CME日経225先物
18625(- 5)※大証先物比
25日のNY株式市場は、ダウが小幅ながら続伸し連日で過去最高値を更新。ナスダックは11日ぶりに反落しました。
前日はイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が上院の議会証言で利上げ慎重な姿勢を示したことが好感されダウやS&P500は過去最高値を更新しましたが、この日は冴えない決算を発表したヒューレット・パッカードが下げて始まったことなどもあって主要指数は軟調なスタートとなりました。
この日発表された1月の米新築住宅販売は予想ほど落ち込まず、12月の数値が上方修正されるなどまずまずの内容でしたが相場への影響は限定的。前日の上院に続き下院で行われたイエレン議長の議会証言もこの日はほとんど材料視されませんでした。
原油相場が上げ幅を拡大すると株式市場も息を吹き返し主要指数はプラスに転換。ダウとS&P500は取引時間中の過去最高値を更新しました。ただ、特許侵害が報じられたアップルが下げ幅を拡大すると買いが萎み、利益確定の売りなどもあって指数は再びマイナスに転じています。
主要指数は前日終値付近で取引を終了しましたが、ダウは引け間際に再度上昇に転じ小幅高で過去最高値を更新。S&P500は小反落。ナスダック指数は小幅安で11日ぶりに反落しました。
業種別では、一般消費財(娯楽・メディア、小売り、ファストフード等)やエネルギーなどが上昇した一方、公益(電力等)やテクノロジーなどが下げました。
個別銘柄では、四半期決算が減収減益で先行きにも慎重な見方を示したヒューレット・パッカードは売りが先行したもののプラスに転じています。予想以上の赤字を計上したアニメ制作のドリームワークス・アニメーションも下げて始まりましたが大幅高で取引を終了。市場予想を上回る好決算を発表したディスカウント衣料販売のTJXが買われ、同じく決算を手掛かりにディスカウントストアのターゲットも堅調でした。
朝方発表の四半期決算に対する失望売りで天然ガス開発のチェサピーク・エナジーが大幅安。原油高が嫌気されデルタ航空やジェットブルーなども下げています。アップルが引けにかけて下げ幅を拡大。米テキサス州の地裁が特許侵害でアップルに対し約630億円の支払いを命じたことが嫌気されました。
ダウ構成銘柄では、マクドナルド、ゼネラル・エレクトリック、アメックスナイキ、ファイザーなどが上昇した一方、インテル、IBM、ユナイテッドヘルス、ウォルマートなどが軟調でした。
NY原油先物(WTI)は、サウジの石油相が「石油需要が増加しており、市場は落ち着いている」と発言したことや在庫統計でガソリン在庫が減少していたことが好感され6日ぶりに反発。前日に約1カ月半ぶりの安値をつけていた金先物は4日ぶりに上昇しました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】本日の注目点と話題 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
欧州株は独DAX指数が小幅ながら6日続伸となり連日で過去最高値を更新。前日の取引で過去最高値を更新した英FT指数は小反落。NY株は全体として上昇一服でしたが、ダウは連日で過去最高値を更新しています。
尚、CME日経225先物(円建て)は1万8625円と、昨日の東京市場の日経平均株価の終値1万8585円と比べ40円高い水準となっています。
◎日経平均株価と上下の節目
――――――――――――
2万0000円 2000年4月以来、約15年ぶり大台
25日のNY株式市場は、ダウが小幅ながら続伸し連日で過去最高値を更新。ナスダックは11日ぶりに反落しました。
前日はイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が上院の議会証言で利上げ慎重な姿勢を示したことが好感されダウやS&P500は過去最高値を更新しましたが、この日は冴えない決算を発表したヒューレット・パッカードが下げて始まったことなどもあって主要指数は軟調なスタートとなりました。
この日発表された1月の米新築住宅販売は予想ほど落ち込まず、12月の数値が上方修正されるなどまずまずの内容でしたが相場への影響は限定的。前日の上院に続き下院で行われたイエレン議長の議会証言もこの日はほとんど材料視されませんでした。
原油相場が上げ幅を拡大すると株式市場も息を吹き返し主要指数はプラスに転換。ダウとS&P500は取引時間中の過去最高値を更新しました。ただ、特許侵害が報じられたアップルが下げ幅を拡大すると買いが萎み、利益確定の売りなどもあって指数は再びマイナスに転じています。
主要指数は前日終値付近で取引を終了しましたが、ダウは引け間際に再度上昇に転じ小幅高で過去最高値を更新。S&P500は小反落。ナスダック指数は小幅安で11日ぶりに反落しました。
業種別では、一般消費財(娯楽・メディア、小売り、ファストフード等)やエネルギーなどが上昇した一方、公益(電力等)やテクノロジーなどが下げました。
個別銘柄では、四半期決算が減収減益で先行きにも慎重な見方を示したヒューレット・パッカードは売りが先行したもののプラスに転じています。予想以上の赤字を計上したアニメ制作のドリームワークス・アニメーションも下げて始まりましたが大幅高で取引を終了。市場予想を上回る好決算を発表したディスカウント衣料販売のTJXが買われ、同じく決算を手掛かりにディスカウントストアのターゲットも堅調でした。
朝方発表の四半期決算に対する失望売りで天然ガス開発のチェサピーク・エナジーが大幅安。原油高が嫌気されデルタ航空やジェットブルーなども下げています。アップルが引けにかけて下げ幅を拡大。米テキサス州の地裁が特許侵害でアップルに対し約630億円の支払いを命じたことが嫌気されました。
ダウ構成銘柄では、マクドナルド、ゼネラル・エレクトリック、アメックスナイキ、ファイザーなどが上昇した一方、インテル、IBM、ユナイテッドヘルス、ウォルマートなどが軟調でした。
NY原油先物(WTI)は、サウジの石油相が「石油需要が増加しており、市場は落ち着いている」と発言したことや在庫統計でガソリン在庫が減少していたことが好感され6日ぶりに反発。前日に約1カ月半ぶりの安値をつけていた金先物は4日ぶりに上昇しました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】本日の注目点と話題 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
欧州株は独DAX指数が小幅ながら6日続伸となり連日で過去最高値を更新。前日の取引で過去最高値を更新した英FT指数は小反落。NY株は全体として上昇一服でしたが、ダウは連日で過去最高値を更新しています。
尚、CME日経225先物(円建て)は1万8625円と、昨日の東京市場の日経平均株価の終値1万8585円と比べ40円高い水準となっています。
◎日経平均株価と上下の節目
――――――――――――
2万0000円 2000年4月以来、約15年ぶり大台
1万8625円※CME日経先物
1万8585円※昨日終値
1万8500円 心理的節目
1万8450円 5日線
1万8360円 窓下限(2月20日高値)
昨日の東京市場は、日経平均株価が18円安と6日ぶりに反落。下値を拾う動きもあって下げ幅は限定的でした。JPX日経インデックス400は13日ぶり、東証株価指数(TOPIX)は8日ぶりの下落となりましたが、いずれもわずかな下げにとどまりました。
個別銘柄では、株式分割を発表した東京ディズニーリゾート運営のオリエンタルランド(4661)、英国で大規模な洋上風力発電事業を受注する見通しとなった三菱重工(7011)、増配期待で業績好調な大成建設(1801)や大林組(1802)などのゼネコン株が買われ、同じく株主還元期待でヤクルト(2267)が連日で上場来高値を更新しました。
なお、本日の予定は、国内では1月の建設機械出荷額や自動車各社の1月の生産・販売実績など、海外では1月の米消費者物価指数や1月の米耐久財受注額の発表があります。
◎本日の主な決算発表
―――――――――
15:30 日本駐車場開発(2353)
16:00 パーク24(4666)
その他のトピックとしては、公務員年金の国内株式比率を8%から25%に、自動運転車の技術を共通化、春節特需で百貨店免税売上高2~4倍、1月の外食売上高5%減で震災以来の落ち込み、1月の都市ガス販売が単月で過去最高に、みずほ銀が英金融から北米の融資業務買収で調整、ヤフー!トラベルは宿泊施設から手数料とらず利用者に還元、ドコモ来月から国内最速通信、ファストリ採用2割増、TDK8年ぶり国内工場新設、大和ハ自社賃貸住宅で割安ネット、野村総研の非金融向け事業好調、TYOがM&Aに50~60億円、日本マイクロは減益予想から一転34%増益、ガソリン2週連続値上がり・・・等々。
◎明日の主な予定
27日(金)
1月のCPIや完全失業率、鉱工業生産指数速報など
10~12月期の米GDP改定値
2月の米シカゴ購買部協会景気指数
◆今日の高島暦
< 相場の波動 >
◆今日の高島暦
< 相場の波動 >
不時高をみることあり 悪目買い方針良し
<相場高低判断>
<相場高低判断>
案外高きことあり
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【3】心に残る名言 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【3】心に残る名言 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
高慢は常に破滅の一歩手前であらわれる。
高慢になる人はもう勝負に負けている。
ヒルティ(スイス哲学者)