東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランドと東京ディズニーシー及びディズニー関連ホテル、ショッピング施設等)を運営するオリンエンタルランド(OLC)は昨日の取引終了後に3月31日時点の株主に対し1対4の株式分割を実施すると発表、これを受けてOLCの株価は本日大きく上昇しました。
株主優待については、OLCはこれまで100株保有の株主に対し、東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーいずれかのパークで利用可能な1デーパスポートを3月末と9月末に1枚ずつ、計2枚贈呈していました。
100株保有の株主は株式分割によって持ち株が400株に増えますが、新たな基準では400株以上800株未満の株主に3月末と9月末にそれぞれ1枚贈呈されるため、従来からの変更はありません。
分割後に100株以上400株未満の株主となった場合は、3月末に1枚贈呈されます。この場合は早くて来年3月からになります。
OLCは今回、株式分割とそれに伴う株主優待基準の見直しを行うとともに個人投資家に長期保有を促す新たな株主優待を導入します。
具体的には、今年9月末から2018年9月末までの3年間、株主として同社株を売らずに保有していた場合、保有株数に関わらずパスポート2枚を贈呈。さらに18年9月末から23年9月末までの5年間、売ることなく保有を継続した場合、保有株数に関わらずパスポート4枚が贈呈されます。