はるるっぴさんのブログ

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素人のマーケットメモ⑬

昨日、わたしの知っているセミナーおじさんとお話をした。


その方は、数年前に機械メーカーを定年退職された後、投資に興味を持たれている。


勉強好きで、時間もあるので、毎週のように証券会社や銀行など
金融機関の主催するセミナーに参加されている。
その結果、聞いてもよくわからないような難しい投資信託にたくさん加入して

たくさんの含み損がある。


ひさしぶりにお会いしたので、最近のセミナーでどのような話を聞いているのか
教えてもらった。


やはり、強気の話が多い。
日経平均は、20,000円になるとのこと。


この理屈は、増益率が来年も10%として
PER16倍まで買われると、日経平均にすると20,000円になるらしい。
日銀もGPIFも日本株を買っている。


「今、株上がっているけど、まだまだ上がりますよ~」(^^)


とそのセミナーおじさんは言っていた。


他にも、日経平均株価40,000円になるといっている講師もいるとのこと。


将来、日経平均が20,000円になるかどうかわかりませんが
足元の株価の高いときにそのような話をしなくてもいいのに・・・


と思う。


そこで足元のマーケットについて見てみたい


素人のマーケットメモ⑬


素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは信頼できる専門家へ)


ギリシャ支援は4ヶ月延長されたので、ショートカバーがたくさんはいっている。
わかりやすいところでは、ギリシャ国立銀行の株価は、21.74%上昇している。


田中 宇氏の国際ニュース「ギリシャはユーロを離脱しない」を読んでいたので
おそらく今回はギリシャの離脱はないと思っていた。


ショートカバーを中心に、週明け月曜日の日経平均株価は上昇スタートになりそうだ。
空売りのたくさん入っている銘柄や割高株の方が上昇するだろう。


株価については、前回の日記にも書いたように
そろそろ警戒すべき水準にきている。


昔、中堅証券会社の支店長に


「テクニカルは当たらないよねぇ~」
「僕の経験則だと、騰落レシオだけは当たるかなぁ~」


と教えてもらったことがある。


その騰落レシオは過熱圏に入っている。


「過熱圏にある騰落レシオは買い!」


と言っている専門家もいる。


「われこそは、プロなり~」と自信のある方はどうぞ~


また、ボリンジャーバンド+1σ以上になれば買いと言う専門家もいる。


確かに短期利益は取れる可能性はあるが、リスクは高い。


また、インターネット上の投資の人気ブロガー数人のアドバイスを見ると
強気の人が多いようだ。

(いったん押し目を作ってから続伸するなどが多い)


長期投資家は、マイペースなので、過熱ゾーンでは買わない。


さて、


先日から世界の株式市場は、ギリシャ問題を全く気にしていないかのように
上昇していた。ヨーロッパを代表するドイツDAX指数は史上最高値を更新している。


「高いなぁ~」


と素直に思う。


専門家の後講釈と同じになるが
今考えれば、ギリシャ問題先送りされるとわかっていた
情報通のヘッジファンドがバンバン買っていた。


足元の日経平均は、テクニカル指標を見てもわかるように
買われすぎエリアに入っている。
強気の投資家も、いったんここで調整がほしいところだと思う。


思い返すと、昨年9月下旬の頃と同じような感じがする。


2014年9月29日、日経平均株価 16,360円
そこから下落
2014年10月17日、日経平均株価 14,530円


1,830円の下落。


9月下旬の高値から、日経平均は1800円ほど下落した。
9月下旬に高値を付けていたときも、市場専門家は強気だった。
日経新聞も今と同じで明るい記事が多かった。


先日からゴールドマン・サックスが先物をたくさん買っているみたいですが、
また、日経平均を持ち上げてからハシゴ外すつもりでしょう。
さすが、言行不一致のゴールドマン・サックスだと思ってしまう。


ここで復習


これも以前日記にくわしく書いた有名な逸話


ナポレオンのワーテルローの戦いのときの話


ネイサン・メイアー・ロスチャイルドの


「逆売り・逆買い」


下落相場であれば、ぎりぎりの段階まで売り続け、
最終局面で最後の売り手が登場してくれば、一気に買いに転じる


一方、上昇相場であれば、ぎりぎりの段階まで買い続け、
最終局面で最後の買い手が登場してくれば、今度は一気に売りに転じる


ゴールドマン・サックスは、これをやっているだけです。


投資家は、凡百の専門家から学ぶのではく、歴史から学びたい。


・・・


月曜日、日経平均株価は、上昇スタートになるだろう。


その後、日経平均がもう少し上昇する可能性はあるかもしれませんが
警戒すべき水準に来ている。


日経平均が反転したのを見届けてから、対応することもできるが
頭脳明晰なヘッジファンドの動きは素早いので注意したい。


2年程前の2013年5月23日(木)の『バーナンキ・ショック』と呼ばれる急落前も
超買われ過ぎのエリアで、高値から1日の中で1,400円以上の急落したことは
記憶に新しい。
(このときも、市場専門家は強気だったことを覚えている。)


あの日は、バーナンキ発言が原因ではなく、
ヘッジファンドが持ち上げてから電撃的に急落を仕掛けただけです。


ヘッジファンドの電撃戦です。


当時マスコミが理由として説明していた
バーナンキ・ショックは完全に的外れ。
今になったらよくわかる。


この後、今回の相場がどういう展開になり
どこで反転するかを予想することは困難ですが


その時が近付いているかもしれません。


レイモンド・A・メリマン氏の日経平均株価の重要変化日に


2月20日~2月23日にも注視


「その期間の前後3営業日に孤立した高値、あるいは安値が出現したときには
 反転に備えるのが良い」


とある。


みんかぶ予想を


やや弱気予想⇒弱気予想


に変更しています。


買い予想銘柄 0
売り予想銘柄 5


月曜日株価が上昇スタートすると思うので
今年になって、今のところ0勝5敗です・・・


株価は、まだ上昇する可能性もあるので
売り予想は、このままにする。


先週、日記を書いたときは株価の調整は日経平均株価にして数百円くらいと思っていた。
しかし、足元ここまで株価上昇すると数百円の調整になるのか、自信はない。


相場の格言


「山高ければ谷深し」



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