ブルームバーグより黒田日銀のチョウチン記事(たぶん)を転載
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NJN6936TTDS601.html
この記事での注目ポイントは閣僚(甘利氏)がインフレ率目標達成時期の延期を公言し出したこと。
閣僚が日銀官僚、財務官僚に洗脳され始めたとなると、4月の追加緩和もないかも知れない。
安倍総理の話にも金融政策への言及は無いようです。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NJN4OM6TTDS001.html
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安倍総理、閣僚は「円安で物価上昇で消費低迷」という官僚、マスコミのデマを信じ込んでるのだろうか?
もしデマでないならば、円安が急激に進んだ2013年は大不況のはず。
円安進行が止まった2014年半は景気好転のはず。
ところが実際は真逆で、2013は景気好転、2014は景気停滞。
2013は円安で景気上昇、2014は増税で景気停滞なのは事実を見れば明らか。
2014の円安は終盤になってから進んだので2014の物価上昇にあまり寄与してない。
寄与したのは2014.4月の消費増税。
円安は国内生産の優位度をリアルタイムで高めるので(詳細は従前日記に)、物価上昇と景気浮揚が平行して起きる。
一方、増税は物価上昇だけ起こすので、景気停滞になる。
一番目の記事で河野龍太郎(民主党政権のブレーンで円高論者)は増税影響に一切触れず、円安の物価上昇で景気停滞と言ってる、、これは明らかに詐欺(--;
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【円安は原油安のメリットを削ぐ??】
円安の物価上昇で原油安の景気浮揚効果を相殺、というのはデマカセである。
原油など国際資源価格の上下動は各国に共通してかかるので、日本経済だけを有利にはしない。
ところが、円安は日本国内生産の優位度を高めるので、原油価格の上下動に関係なく、日本の景気を確実に上げる。
むしろ、原油安で過剰インフレになりにくい今は、円安政策=金融緩和拡大で景気を上げる好機である。
実際、多くの新興国は一斉に利下げ(金融緩和)に動いている。 EUも量的緩和拡大に動いている。
これは一種の通貨切り下げ競争である。
その中で日銀だけ金融緩和を抑えればどうなるか?
日本の景気には一層の下押し要因になるだろう。
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【オタク官僚(宇宙人)に踊らされる安倍政権?】
金融緩和(円安&物価上昇)=景気上昇(所得上昇)=選挙の勝利、、、この等式を知らない政権は、官僚にいいように翻弄される。
追加緩和の効果にもタイムラグはあるので、時期をあとずらしされるほど、次の国政選挙は苦しくなる。
選挙間近に追加緩和をやっても「円安で物価上昇で生活苦」というマスコミのデマが通りやすくなるので、選挙に有利にならない。
しかも、次の国政選挙の後には10%増税なので、選挙前に相当景気を上げてないと苦しい。
安倍政権が、黒田日銀の追加緩和サボりを放置し、マスコミのデマ攻撃にさらされやすい安保に傾斜するなら、選挙は一層苦しくなるだろう。
安保などは景気を十分浮揚させ、政治意識の低い多数派国民(=マスコミデマに踊らされやすい自爆的な国民)が政治に無関心になってからすべきこと、、(--;