ヒロろんさんのブログ

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本日の市況


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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  
17711.93(+ 63.43)△0.36%

◎TOPIX  
1424.92(+  7.73)△0.55%

◎売買高概算   20億0755万株
◎売買代金概算   2兆1752億円
◎時価総額   512兆9367億円

◎値上り銘柄数 1211  
◎(年初来)新高値 90
◎値下り銘柄数  539  
◎(年初来)新安値  8
◎変わらず    112

◎騰落レシオ(25日)103.22%

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 
○●○○●○●●○●○○ 58.3%

◎カイリ率(日経平均) 
25日線比+2.11% 
75日線比+3.81%

◎為替  
(対ドル) 118.88 
(対ユーロ)134.66

◎出来高上位

1.みずほ  <8411>
199.9円(+ 2.0円)115,290千株

2.三菱UFJ<8306>
679.9円(+ 8.1円) 60,923千株

3.ユニチカ <3103>   
54円(+   1円) 34,462千株

4.シャープ <6753>  
238円(+  10円) 32,397千株

5.新日鉄住金<5401>
296.5円(+ 3.2円) 28,760千株

◎売買代金上位    (円)

1.日経レバE<1570>
13440円(+  90円)108,439百万

2.トヨタ自 <7203> 
7700円(+  77円) 49,922百万

3.三菱UFJ<8306>
679.9円(+ 8.1円) 41,420百万

4.ソニー  <6758>
3064.0円(-74.5円) 40,919百万

5.NTT  <9432> 
7212円(+ 338円) 37,459百万



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1160万株 買い2020万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が連日で上昇、前週末比63円(0.36%)高の1万7711円で取引終了です。

 先週末のNYダウは60ドル安でしたが、1月の米雇用統計が市場予想を上回って景気堅調との見方から米金利が上昇。日米金利差拡大から円相場が1ドル=119円台の円安に振れたことを好感して東京市場は朝方から買いが先行し、寄付き直後に上げ幅が150円となって1万7799円まで上昇する場面がありました。ただ、買い一巡後は手控え気分が強まり、円相場が118円台となったことも重石となり、引けにかけては上げ幅を縮小しています。売買代金は概算2兆1752億円、上海総合指数は19ポイント高の3095です。

 業種別では、紙パ、ゴム、非鉄、情報通信、食品、機械などの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、東邦鉛が15円高の395円、三井金属が6円高の258円、住友金属鉱山が9円高の1787.5円、DOWAが8円高の986円となるなど非鉄株が堅調。前週末に発表された1月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を上回り、非鉄の一大需要国の景気の回復を好感した買いが入っています。

 社寺建築や一般建築を手掛ける中堅ゼネコンの松井建設が25円高の710円と値を上げて昨年来高値更新。13:30に2015年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表し、好感した買いが入っています。15年3月期の営業利益は前期比73%増の28億円見通しと従来の22億円から引き上げています。

 海上土木大手の東洋建設が68円高の605円と大幅高。先週末に15年3月期の売上高を1420億円から1510億円、営業利益を41億円から50億円に増額修正し、業績好調を好感した買いが膨らんでいます。

 殺虫剤のフマキラが25円高の393円と上昇。13時に2015年3月期の連結営業利益が前期比2倍の13億円になる見通しと発表。従来計画の9億円から大幅上方修正となり、好感した買いが入っています。年間配当も1株あたり8円と従来計画7円から積み増します。

 その他、好業績発表の明治HDが750円高の1万2890円、NTTが338円高の7212円と大幅高で昨年来高値を更新。ジェネリックの日医工が33円高の2200円、同じく沢井製薬も80円高の7320円といずれも昨年来高値更新、好業績発表の大末建設が90円高の888円、明治海運が26円高の414円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、松井建、東洋建、亀田菓、日立化成、日医工、沢井薬、ピジョン、NTT・・・等々です。




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【2】主な材料                          **
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・地域農協に対する監査・指導権廃止 JA全中が受け入れ

・14年の経常黒字、前年比で18.8%減 額は過去最小

・1月の街角景気、景気実感を示す現状指数2カ月連続改善

・1月の消費者態度指数、2カ月連続で改善 判断は据置き

・1月の企業倒産、前年同月比16%減 24年ぶり低水準

・1月の銀行貸出残高2.6%増 M&Aや不動産向け好調

・みずほ銀、長プラ1.15%に引き上げ 10日から適用

・海外勢の日本株投資、1月は5カ月ぶり減少 財務省集計

・ギリシャ首相、つなぎ措置要求 EU金融支援、月末期限




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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 据置き   A
(6839)船井電機  1,760→ 1,900円

[UBS証券]
 据置き   A
(2269)明治HD 12,000→15,000円

 据置き   A
(9432)NTT  7,400→ 7,500円

 据置き   B
(8281)ゼビオ  1,700→ 1,880円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A
(6146)ディスコ 11,750→11,550円

 据置き   A
(6929)日本セラミック  2,150円

 据置き   A
(8002)丸紅 760円

[野村証券]
 据置き   A
(2269)明治HD 12,000→15,000円

 引下げ A→B
(5020)JXHD  590→ 490円

 引下げ A→B
(5706)三井金属  400→ 285円

[SMBC日興証券]
 据置き   A
(2331)ALSOK  3,500→ 3,700円

[みずほ証券]
 据置き   A
(8219)青山商事  3,900→ 4,600円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】特定サービス産業動態統計                  **
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 経済産業省が発表している「特定サービス産業動態統計」は、特定のサービス産業に関し売上高等の経営動向から実態を把握し、短期的な景気、雇用動向等の判断材料とするものです。

 個人が利用する娯楽や学習塾などはもとより、企業もサーバー管理の外部委託(アウトソーシング)などにより、社会全体としてサービス産業全体の需要が高まる中、特定サービス産業動態統計は業界動向を知る上で特に便利な指標となっています。

 調査の対象となるサービス業は、大きな分類として、リース業、レンタル業、情報サービス業、広告業、クレジットカード業、エンジニアリング業、インターネット附随サービス業、映像情報制作・配給業、音楽ソフト制作業、新聞業、出版業、ポストプロダクション業、デザイン業、機械設計業、環境計量証明業、自動車賃貸業、機械等修理業といった17の対事業所サービス業に加え、映画館、劇場・興行場、興行団、ゴルフ場、ゴルフ練習場、遊園地・テーマパーク、ボウリング場、パチンコホール、葬儀業、結婚式場業、外国語会話教室、カルチャーセンター、フィットネスクラブ、学習塾など13の対人サービス業です。

 例えばインターネット附随サービス業は、内訳としてサーバーハウジング・ホスティング業、セキュリティサービス業務、課金・決算代行業務、サイト運営業務などの業務種類別の売上高と従業員数の推移が確認できるようになっています。

 ちなみに、本日発表された14年12月の特定サービス産業動態統計速報によりますと、プラントなどの「エンジニアリング業」の受注高や「映画館」の売上高等が2ケタの伸びとなっています。



 本日は海上土木大手の東洋建設が好調な決算と業績見通しの上方修正を好感して大幅高となった一方、強度を高めたプレスコンクリート(PC)橋梁でトップ級のPS三菱は四季報では大幅増益が見込まれていましたが会社側が先週末に下方修正したことが嫌気され株価は大幅安となるなど、業績で選別する動きが強まっています。
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