経営危機から一転、前回は中間・通期とも上方修正を発表した出遅れ低位株
同社は光ディスク機器・検査装置の大手企業。 最近では、光ディスク分野で培った要素技術を応用展開し、ヘルスケア関連の将来性に着目して新たな分野に参入しています。http://www.pulstec.co.jp/sut/sut_01.htmlイメージでは、富士フイルムがフイルム事業で長年培ってきた技術を化粧品・電子機器等に応用して企業変貌した、同社株もそのような新たな事業取り組みをしている見解です。 業績面では前回は通期予想+1.58億 ⇒ +2.7億の上方修正を発表。しかし中間では同時に+3.88億円の上方修正と、軽く上方修正した通期予想を超えています。http://www.pulstec.co.jp/ir/upimg/2014.11.07%20press%20gyosekisyusei.pdf会社側では「損益面につきましては、 本社屋の塗装り替え工事等の費用 増加がある」とのことで、 通期予想を中間よりも低い数字にしている模様。しかし、来期の四季報予想は+3.7億の黒字見通しと一時期-7億5,300万の赤字状況から見れば着実に増収増益の業績V字回復・成長路線の軌道に乗っていることに変わりは無いという見方が出来るのではないかと思います。ちなみにですが、1/20大引け後、2013年に株価 52円から492円まで跳ね上がった銘柄。当時は赤字業績でした。 今期は黒字、しかも前回は大幅な上方修正を発表しています。 値の軽さ的に250円辺りまで来れば一気に300円大台も視野に。もう少し具体的に補足するならば終値ベースで260円台、270円台乗ってからが同社株の本相場入りと見ています。月足のRSIは「60」水準と2013年5月に記録した「85」水準からは過熱感も無く、売られ過ぎの水準。ここからは終値ベースで260円もしくは270円台に乗ってから、はじめて株高リズムが生まれます。