神戸物産（3038）は28日、同社子会社の株式会社朝びき若鶏が、伊藤忠飼料株式会社の100％子会社である株式会社但馬・高崎事業所との間で、食肉処理場及び養鶏場の事業を譲り受けることとなり、事業譲渡契約を締結したと発表。所有権の移転は3月31日で、4月1日から事業を開始する予定。
但馬の運営する食肉処理場及び養鶏事業を譲り受けることで、朝びき若鶏は高品質なオリジナル商品をベストプライスで販売することが可能になる。なお、神戸物産グループは「六次産業『真』の製販一体」というグループ目標を達成するため、積極的なM&Aにより経営基盤の強化に取り組んでいる。現在、日本国内での100%出資食品工場保有数は19工場で、食品小売業界では日本一となる。
神戸物産グループは、日本最大のプロ用食材店「業務スーパー」691店舗と、約800店舗のレストランを運営し、北海道で農業・畜産業、岡山県で養鶏業、宮城県で漁業を行う製販一体企業。
