8940 インテリックス
インテリックス（8940）は26日、中古マンション市場におけるリノベーションの広がりに関する調査レポートを発表。同社はレポートの中で、新築・中古だけでなく、リノベーションによる住まいの選択肢が拡がり、住まい手のこだわりやニーズにあわせて選べる時代が到来している、と結論づけている。
調査ではまず、新築マンション価格と中古マンション価格のデータを分析。その結果、首都圏マンションの築年別物件の平均価格について、この10年間の平均価格は築年を追うごとに価格が下落し続け、築10年～20年で新築価格の約半値になっていることが明らかになった。一方で、築20年以降は価格の下落は緩やかになり、比較的資産価値が下がりづらく安定していた。これにより、築20年以降の中古マンションは価格下落幅が少なく、資産価値が安定していることが判明した。
その上で、「新築マンション」、「中古マンション」、リノベーション済みで販売されている「リノベーションマンション」、中古マンションを購入しリノベーションを行う「中古マンション＋リノベーション」の、4種類の住まいの選択肢を比較。このうち、「中古マンション＋リノベーション」の特徴について同社は、手間や時間はかかるが、自分のこだわり・オリジナリティを反映した家づくりをしたい方に向いている、とまとめた。最後に、新築・中古だけでなく、リノベーションにより住まいの選択肢は拡がり、住まい手のこだわりやニーズにあわせて選べる時代になっていると、結論づけている。
インテリックスは、中古マンションをリノベーション（再生）してから販売するリノベーションマンション事業の先駆け的企業。「リノヴェックスマンション」ブランドで首都圏を中心に、地方の主要都市へも事業を展開している。
