テクマトリックスは15年3月期第3四半期（4-12月）決算を30日に発表。売上高は前年同期比6.5％増の129.79億円、営業利益は同11.1％減の5.42億円、経常利益は同15.1％減の5.27億円、最終利益は同50.4％減の2.35億円での着地となった。
今第3四半期において、エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社Pica8の次世代ネットワークの新しいOS「PicOS」の利用促進を目的としトライアルライセンスの無償提供を開始したほか、保守、運用・監視サービスの受注に加えてCRM分野や医療分野におけるクラウドサービスなどストック型収益の拡大に向けた取組を加速した。なお、減益での着地となったが、クラウドサービスなどのストック型ビジネスへの戦略的拡大に伴い計画通りとのこと。
通期業績見通しに関しては、売上高は前年同期比5.5％増の183.0億円、営業利益は同3.7％増の11.6億円、経常利益は同0.4％減の11.6億円、最終利益は、本社移転に伴う特別損失を計上したことから、従来の7.0億円から同21.8％減の6.2億円に下方修正している。
