プロネクサスは1月30日、第3四半期累計(2014年4月-12月期)決算を発表した。
連結業績は、売上高が前年同期比7.7%増の168.95億円、営業利益が同3.3%減の21.77億円、経常利益が同5.1%減の21.87億円、純利益が同9.4%減の13.10億円と増収減益となった。
売上面は、証券市場の活況を背景に、投資信託関連開示書類の受注が増加したほか、IR資料の翻訳サービスや株主優待ツールが好調、また、次世代EDINETの導入に伴う新サービス投入が奏功した。一方、利益面では、次世代EDINET導入に向けた新サービス対応のためのコスト増が引き続き影響した。
通期業績予想は期初計画を据え置いた。売上高が前期比0.6%増の200.00億円、営業利益が同14.6%減の18.00億円、経常利益が同17.6%減の18.50億円、純利益が同16.7%減の11.80億円としている。
同社は、上場会社や金融商品運用会社の投資家向けディスクロージャーやIR資料作成実務等を支援する専門会社である。上場会社の約60%を顧客に持ち、独自の開示業務支援システムを中核とした総合的なサービスを展開する。