本日から「如月」(きさらぎ)、名実ともに2月相場入りとなります。「如月」は別名で「衣更着」とも言い、まだ寒さが残り、衣を更に着る月という由来があるそうです。
そして、明日は「節分」です。「節分」とは元来、「季節を分ける」ことから節分といいますが、現在では節分といえば立春の前日だけを指すようになっています。しかし、季節の始まりを示す「立春」、「立夏」、「立秋」、「立冬」の前日はいずれも「節分」です。
季節習性としまして2月は上昇しやすい月となっており、2000年以降の15年間で上昇11回、下落4回。3月相場も上昇10回で下落5回となっており、安い場面は押し目買い好機と捉えて臨むことで報われる可能性が高いです。
ちなみに、昨年は年初から軟調だった相場は節分翌日の2月4日に底入れ(節分底)して上昇に転じています。小売り・外食・レジャーなどの消費関連の銘柄には2月決算銘柄が多く、例年、配当や優待の権利を取ろうとする動きが見られます。