昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -291.49 @17,387.21, NASDAQ -90.27
@4,681.50)。これを受けて、本日の日本株全般は下げて始まったが、直ぐに切り返して陽線で終える銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,237に対して、下落銘柄数は505となった。騰落レシオは123.79%となり、一般的に高値警戒圏とされる120%台へ突入してきた。東証1部の売買代金は2兆3023億円。
米国株の大幅下落を受けてTOPIXも日経平均も下げて始まったがすぐに切り返し始めて陽線となり、結局、小幅続伸となった。300ドル近いNYダウの下落を跳ね除けて続伸したのだ。やはり、最近の日本株は打たれ強い。罫線の形としては「上放れ並び赤」となり、さらに上方向を示唆しているが、さて、どう動くか?しかし、気になることがひとつある。証券株の動きだ。騰落レシオが120%台へ突入するほど上げているのに、証券株は低迷したままである。「逆指値成り行き買い」は出してあるが、証券株の売り玉だけがでまだ外れずに残っている。
TOPIX
+4 @1,430
日経平均 +27円
@17,796円
33業種中19業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、海運(2位)、パルプ・紙(3位)、電気・ガス(4位)、陸運(5位)となったが、どれも原油安の恩恵を大いに受ける業種であり、非常に分かり易い。