相場格言にある「羊辛抱」、その後に次ぐ「辛抱銭」(しんぼうぜに)さながらの様相となっている株式マーケット。
ここまでの値動きを日経平均株価で確認しますと、直近(昨年12月29日)のザラ場高値1万7914円から1月16日のザラ場安値1万6592円まで値幅にして1322円という下げを演じましたが、その1月16日にチャート上で新たな買い勢力の発生を示す「たくり線」が出現して相場は底打ちし、
辛抱の甲斐あって昨日の終値1万7768円まで1100円を超える上げを示現しています。
この間、ギリシャ懸念、スイス・ショックによるユーロ混乱など市場を揺るがす問題が生じましたが、そうした中にあって欧州を代表する独DAX指数は今週月曜日(1月26日)に史上最高値を更新している点は見逃せません。