昨日発表された欧州中央銀行(ECB)の声明で量的緩和の導入が発表されユーロは対円だけでなく主要通貨に対しても急落しました。
ユーロ円は先週安値を更新して134円前半まで値を下げ前日終値から3円弱ほどの急落でした。
ユーロは対ドルでは1.13台まで値を下げており2003年以来、実に12年ぶりの安値水準です。
ドル、円、ユーロと緩和政策が継続されていますがドルは緩和から引き締めへの移行が検討されているだけにドル高の傾向にあります。
豪ドル円も続落して95円から98円の持合を下放れする可能性が更に高まっており、92円台への下落が懸念されます。
ドル円は対照的に前日終値から40銭ほどの小幅ながら上昇しています。相場環境としてはまだ下落に警戒したい局面との見方は変わりません。