昨日のドル円は反落し117円前半まで値を下げ、今朝の時点では若干戻して117円後半で推移しています。
見通しは変わらず円高警戒の局面で先週安値を維持できるかがポイントになります。
先週末からは反発の動きがあった中での昨日は陰線でしたので今日も連続で陰線となると先週安値での攻防に移行しそうです。
昨日大きな動きがあったのがカナダドル円。
昨夜のカナダ銀行(BOC)による政策金利発表で予想外の利下げを行った事でカナダドル円は97円前半から95円前半へと2円近くも急落しました。
カナダドル円もユーロ円同様に昨年10月の安値である93円台が視野に入ってきてしまいました。
クロス円の中では唯一反発の兆しがあり期待していた豪ドル円ですが95円前半まで1円以上も下落してしまいました。
反発の兆しへの期待がしぼむとともに昨年12月以降に形成していた95円から98円の持合を下放れする可能性が高まってきています。
現状ではまだ踏みとどまっていますが今日も陰線で終えてしまうと92円台への下落が懸念されます。
【今日の注目経済指標】
21:45に欧州中央銀行(ECB)政策金利が発表されます。
【あとがき】
先週のフランは別ですが最近は値動きが大きくなっています。リスク管理としてしっかりと逆指値は忘れないようにしたいです。