いそりんさんのブログ

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経営者アンケート

日本経済新聞社が実施し、公表される経営者アンケート

複数の選択肢(質問)から状況に適した項目を選ぶ内容で、『自動車や製紙、食品など、属する業界によって戦略や利点などの差異はあるとは思う』が、それでも、一般のビジネスマンよりも遥かに見識が深いグローバル企業の経営者が吟味した選択項目(経営者アンケート)

経営の成否は別として、『国内外の情勢(経済や企業など)を俯瞰的に反映させ、うっすらながら方向性も照らしている』と感じる

例えば、有望な市場としての回答で、日本と韓国の経営者は東南アジアを挙げ、中国を初めて上回り、『世界最大の人口を抱える中国が重要市場のひとつなのは不変(業界・企業にもよる)だとは思う』が、高騰する労務費やストライキ、外資に厳格な独占禁止法など、様々な理由だとは思うが、『城内の自由化(人、物、サービス)が進み経済成長が見込まれるASEAN経済共同体(AEC)の方が現時点では期待値が高い(中国より)』のかもしれない

世界経済の不安要因については、中国経済鈍化を筆頭に、米国の利上げやユーロ圏の景気低迷の長期化と続いているが、『この順位(不安要因)だけは、日中韓(経営者)が同じで、考えは万国共通』なのも面白いと感じる(他項目のアンケート回答は順位が異なるのが多い

ざっくりと言えば、堅調な景気の下、バブル防止策で金利を引き上げを検討しているアメリカ

万病を抱え(諸問題)、完治(諸問題)が心配される欧州(EU)

好き嫌いは別にして、中国が転けると、世界経済に悪影響として及ぶ

経済に興味がない人にも理解しやすい(現状の世界経済)アンケート回答だと思う

基本的にはアンケートの信憑性は低い(全てではない)と思っているが、ニトリホールディングス(銘柄 9843)の似鳥昭雄社長と、セブン&アイ・ホールディングス(銘柄 3382)の鈴木敏文会長は、『予知能力者の様に見通しが的確に当たっている印象がある』

視点や戦略などは業界によって異なることもあり、『誰がどの項目を選んでいるのかが不明』なのは残念だが・・・
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