雑談

ヒロろんさん

 春の七草の一つ「すずしろ」として知られる「大根」。鍋料理やおでんなど日本人の食卓には欠かせない野菜です。薬草であり、ジアスターゼなど消化酵素を多く含むことから、食べ過ぎで疲れた胃にはうってつけ。血栓防止作用や解毒作用があるそうです。


 大根は中国から伝わり、栽培が簡単なことから江戸時代に各地に広がりました。スーパーなどの店頭に並んでいる大半は根の上部が淡い緑色をした「青首大根」で千葉などが主産地ですが、その他にも肉質がきめ細かい神奈川の「三浦大根」や世界一大きい鹿児島の「桜島大根」など全国に様々な種類がありま
す。


 一般的には、大根は葉に近い上部の緑色の部分は甘みが強く、おでんや煮物向け。先端の下の部分は辛味があり、大根おろしによく合います。また、葉には鉄分やビタミンAなど栄養素が多く含まれています。店先で選ぶ際は、張りとツヤがあり、葉が青々してみずみずしいもの、ずっしりと重いものが良いそ
うです。
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