いそりんさんのブログ

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イエレン・ダッシュボード

ジャネット・イエレンFRB議長が就任して注目度が高まっているU6失業率

http://m.jp.wsj.com/articles/SB10001424052702303836304579124843564456748?mobile=y

U6失業率は、『パートタイマーに不本意ながら従事している人に、縁辺労働者(育児などの諸事情で働けない人)を加算した失業率』を指し、月初(第1週の金曜日)に発表される雇用統計(アメリカ雇用)はU3失業率(労働力人口に占める失業者の割合)で、『U3失業率が市場予想を上回るのは前提条件で、賃金上昇率U6失業率物価上昇率などといった細部の動向に焦点が絞られてきている』印象を受ける

細部の動向(賃金と物価の上昇率など)が、政策金利の引き上げ(利上げ)に大いに関連しているのが要因だとは思うが、『もし、構造的失業(企業が求める人材と 求職者の持っている職業能力や年齢などの違いより生じる失業)の領域に突入している』のであれば、賃金上昇率は伸び悩むかもしれない

もともと、『新興国とは異なり、先進国では劇的な賃金上昇は望み薄(歩合制なら話は異なる)だとは思う』が、求人の増加(U3失業)とともに増加する傾向が強い転職活動者

個人消費(GDPの約70%で、世界GDPの約17%)が経済を牽引するアメリカ

EC(電子商取引)の普及もあり、サービス業や物流業界(利益率が低い業界)など、『瞬時に代わり(人材)が利きやすい低賃金労働者が要求(雇用主)されると思う』からだ

そこに過度な原油安が加わり、物価上昇を妨げ(利益率には逆風)、賃金上昇を阻害する起因にもなる

http://www.glossary.jp/sec/indicator/yellen-dashboard.php

政策金利の引き上げ(利上げ)に対し、『数多く乗り越える項目があるイエレン・ダッシュボード』

雇用統計(U3失業率)の重要性(株式・為替などの動き)は薄らいできているのかもしれない
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