明日に向けて

ヒロろんさん

■ テクニカル : 下ヒゲ陽線も油断禁物
長めの下ヒゲ陽線により、直近安値水準である16,800円どころの下値抵抗感の強さを示唆。10日線や転換線が控える17,300円台半ばまで上昇すれば本格反騰トレンド入りが期待される反面、同水準(手前)で上値を重くするようなら一目均衡表の雲突入 → 12月安値水準までの下値模索に警戒したい格好。

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□ 今晩のNY : リバウンド ± 原油動向

東京時間の為替やNYダウ先物の推移からは、17,600~17,800ドルレンジでのリバウンド優位の展開が本線。目立った政治経済イベントは予定されていませんので、「原油安に伴うリスクマネーの逆流」による17,500ドル水準までの一段安をリスクシナリオとして念頭に。


□ 明日の日本 : 模様眺め

NYに異変がなければ、原油動向、ECB理事会(1/22)、ギリシャ総選挙(1/25)など見極めたいとする様子見色の強い展開がメイン。想定レンジは17,850円~17,300円。

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★ 明日の戦略 : 「勝負どころはまだ先」を念頭に!
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原油安を背景とした欧米金融資本やオイルマネーによるリスクポジションの急速な巻き戻し = リスクマネーの逆流を、欧州要因が加速させるケースには引き続き警戒。

ただし、現段階で(一時の欧州金融システム不安のような)パニック的な商状に陥る可能性は小さく、上記メジャーどころのポジション調整が完了すれば 原油安が一転してプラス要因と化し、日経平均18,000円超えに大きく寄与してくるはずです。

よって、以下の従来スタンスの継続により強引な勝負は避けながら、先の大上昇波動に向けた‘丁寧な底上げ’に専念していってください。

・ 16,600円台までの下落も念頭におきながら、買いは広めレンジで指値を分散。個別の手仕舞い条件は徹底。

・ 大引け時点では一定の余力を確保。

・ 買いターゲットは、準主力株やまとまった商いを有する中小型株を中心視。(東証主力の本気買いは時期尚早。)


『 ガードを下げず、すり足で前に!』
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