初夢がそうであるように、夢が何事かを暗示しているという考え方は古くからあります。
北条政子は妹が見た夢を買い取ったことで、後に頼朝正室となり、尼将軍にまでのぼりつめたとの伝承が残りますが、「高い山に登り、太陽と月を左右のたもとに入れた」というその夢も大変な吉夢だったことは間違いありません。
フロイトの心理学といった学問的な話はさておき、高島暦における夢判断をいくつかご紹介したいと思います。
財布が空になる夢 運気が上向いてくる
血が流れる夢 少量であれば利益となる
恥をかく夢 嬉しい知らせがある
怒る夢 対人関係の好転 等々
相場に関する夢判断もあります。
赤き血を見れば大利あり
頭にコブのできるを見れば利あり
にわか雨でずぶ濡れになるを見れば大利あり 等々
上記にご紹介した例では、その判断は全て「吉兆」です。必ずしも良い印象が残らなかった夢でありましても、案外吉事の予兆なのかもしれませんね。