第二次世界大戦が終了してから間もない1946年1月13日、平和な未来を願ってタバコの「ピース」が発売されたことから、今日は「ピース記念日」となっています。
ちなみに、人差し指と中指をV字型に広げ、他の指は折ったままで手の甲を自分に向けてする手の仕草を「ピースサイン」と言いますが、本来はピースサインに「平和」という意味はないそうです。
起源には諸説あるようですが、もともとは「Victory(勝利)」を意味することから「Vサイン」と呼ばれており、1960年代に欧米でベトナム戦争に対する反対運動が広がった際、カメラへのアピールと「平和への願い」を表す意思表示の手段としてVサイン(ピースサイン)が使われたといいます。
なお、手の甲を相手に向けたVサインはイギリスやオーストラリアなどでは侮蔑の仕草となり、手の甲を自分に向けた一般的なVサインを侮蔑のサインと受け取る地域もありますので注意が必要です。
日本では物事が成功・達成した時などにもピースサインが使われますが、写真撮影でピースサインをするのは日本独自の習慣で、他のアジア諸国でも徐々広がりつつあるそうです。