2014年12月2日(火)現在の日経平均株価 を
一目均衡表、日柄分析、トレカテ分析法の視点で分析しました。
日経平均株価のETF、先物、CFDなどの参考にして下さい。
参考:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=998407.O
今日は、日経平均株価の長期波形の"値幅"に着目してみました。
長期波の中に出現した値幅をおさらいしておくことで、今後も出現するであろう値幅を予め想定することができます。
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値幅分析の手法は様々ありますが、今日掲載している図表には、大まかですが、上げ/下げの値幅を書き出しました。
そこで、主要波動の値幅が
①1波9000円幅未満の場合は、トレンドが継続または保合
②1波9000円幅を突破してくると、転換や新たなトレンド出現
といった傾向があるようです。
90年バブル崩壊後の長い下降トレンドでは、主要波動の下げ幅は9000円幅以上に達しますが、修正波動(下げ相場における戻り)の値幅は9000円未満が多い、などです。
実践的には変動率や一目均衡表の値幅計算やフィボナッチを使いますが、今後のチャートを見る時に目先のトレンドにとらわれず、大きく見通す時の参考になるのではないかと思います。
因みに、
①安値 6944円から小刻みに波動を重ねつつ、9000円幅を突破する回復を見せてますので、昨日触れたように18000円台は届いてよいと思います。
②簡易判定ですが、フィボナッチ数級の2.618を使ったところ、目先の上値めどは18600円水準(18631円)、上放れとなれば30000円台回復の場面も(遠い)将来にありそうです。
(2014/12/02 掲載)