同社はもともとモバイル向けミドルウェアソリューションを提供している企業として 2007年度は「マザーズ市場ナンバーワン」の注目を集めるほどの銘柄でした。 そこから主力の事業のモバイル向けのシステムが大きく衰退。 万年赤字で株価も大きく低迷したマザーズの主力古豪株です。 目先は新興の古豪株のなかで、業績変化率・新事業参入で、 株価に大きく変化となっている銘柄があります。実例では 「★3328 BEENOS」 http://archive.mag2.com/0000276205/20150107102836000.html 「★9438 エムティーアイ」 http://archive.mag2.com/0000276205/20150106131629000.html などが挙げられますが「アクロディア」はモバイル向けのシステムから今はスマホゲーム事業に力を入れています。 http://www.acrodea.co.jp/ マザーズの主力古豪株でスマホゲーム事業に転換して大きく化けた銘柄と言えば「2121ミクシィ」が挙げられますが 「アクロディア」もミクシィを見習って主力事業からスマホゲーム事業に転換して一発大逆転を狙っているといえます。 四季報でも万年赤字から来期見通しは±0、収支トントンの予想を立てています。実際に収支トントンになるから ±0見通しにしているのではなく、正直スマホゲーム事業に力を入れてどこまで業績が上ブレるか分からないので とりあえず±0見通しにしているパターンと見ています。 月足のRSIは「48」水準と2013年9月に記録した「93.54」から大きく調整し、寧ろ売られ過ぎの水準まで下げました。 目先はジリジリ下値・上値切り上げ基調となっており、株価のリズム的に従来の「アクロディア特有の爆発力・大相場」に 期待するのであれば終値ベースで500円大台に乗ってからと試算しています。
明日14日(水)に1Q決算の発表が予定されています。現段階で把握できる数値は ・10/15会社側が発表した事前の今期の2Q予想 -1億4,600万。 四季報の2Q予想 -1億4,000万。 ・10/15会社側が発表した事前の今期2Q予想 +2,000万。 四季報の通期予想 -1億。 ・四季報の来期予想±0。収支トントンの見通し。 ですが、上期は赤字を覚悟。下期で赤字幅縮小の傾向。そして如何に黒字見通しを具体的に示すことが出来るかが重要 となります。もちろん上期から黒字決算ならサプライズ、中間・通期で上方修正でもサプライズです。 株価の値位置的には赤字決算の場合、如何に織り込むことが出来るかどうか。織り込まずに400円割れ調整となれば 調整が長引き、織り込んで500円前後を維持、もしくは上放れた場合、特に業績の変化率を確認できた場合は 昨年2014年高値840円はただの通過点とならないとおかしいということになります。