翁長は政府に相手にされず

ヒロろんさん

CH桜沖縄支局のサイトから。

<新年の幕開けに、なんとか勢いをつけたいところ。しかし、そんな翁長知事の出鼻をくじくように、政府は翁長知事に対して徹底抗戦の構えです。本日(1/7)の沖縄タイムスをご覧下さい。(以下引用)

知事、政府と面談未定 キビ交渉 異例の事態 予算折衝前 厳しい対応


翁長雄志知事は6日、サトウキビ交付金関係の政府要請、全国知事会出席のため上京した。

ただ、農林水産省や内閣府など関係省庁では大臣級との面談だけでなく、対応者や時間帯が未定という異例の上京だ。県秘書課も『知事会以外は白紙状態』とし日程取りに苦労している。

翁長知事は就任後、政府・自民党から一貫して冷遇されており、県政運営を左右する重要な予算折衝を前に引き続き厳しい対応を強いられている。

*新基地反対 冷遇続く

翁長知事は7日にJA沖縄中央会とともに西川公也農水相にサトウキビ関係の要請を予定していた。自民党関係者によると、農水相とJA幹部との面談日程は決まっているが、翁長知事の同席は厳しいとしている。

自民党は中央会が要請する党野菜・果樹・畑作物等対策小委員会への県側の出席を認めないとの方針を示している。

仲井真弘多前知事は昨年、関係団体役員らと自民党農林部会長や党野菜・果樹・畑作物等対策小委員会の委員長、農水相に会い、直接要請していた。

翁長知事は内閣府も訪ね、次年度予算の確保を要請する予定だが、対応者や時間などは未定という。

自民党は次年度の沖縄振興予算を話し合う8日の党沖縄振興調査会と美ら島議連の合同会議に翁長知事の出席を求めない考えだ。

例年、知事や副知事、県執行部が出席し、県の次年度予算の要望を聞き取る場となっていた。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する翁長県政への厳しい対応が顕著になっている。

翁長知事は、昨年末に就任あいさつで上京した際も、面会できた大臣は山口俊一沖縄担当相のみ。安倍晋三首相や菅義偉官房長官らとの面談は実現しなかった。

翁長雄志知事は8日に東京で開かれる全国知事会で、沖縄の基地負担軽減について理解を求める発言をする方向で調整している。

知事会では、新任知事として発言の機会が設けられており、翁長知事は知事選で繰り返し訴えてきた『国土の0.6%の沖縄に米軍専用施設の74%が集中する基地の過重負担の軽減』について触れ、日本全体での負担軽減に理解を求める考え。(以上)

政府およびその関係者は翁長知事との面談を避け、立場の異なる翁長知事に対し、沖縄の予算さえもまともに交渉しない事態。保革を超えた『オール沖縄』といいながら、実態はサヨクが牛耳る虚構の集合体。

当然、そんな翁長県政の正体を見抜いている政府は、仲井真前知事を厚遇はしても、翁長知事を冷遇するのは当然の流れです。翁長知事は今回の上京で、全国知事会の場を借りて、なんとか自らの主張を訴え、掲げた公約を果たそうとしています。

しかし、そんな訴えも虚しく、日本国民の大多数の民意を受けた自民党および安倍政権は粛々と辺野古移設を進めるようです。翁長知事を窮地に追いやるように、政府は徹底して辺野古移設を進めています。

権限も予算も全て政府が握っている以上、翁長知事になす術などあるはずもありません。それよりも、こうした事態を利用して、追い詰められる翁長知事に手を差し伸べるように、中国が沖縄独立に加担する恐れの方が問題です>(以上)

政府は「翁長知事は相手にせず」と、徹底的にネグレクトするようだが、反政府で国策に協力しないなら厳しく兵糧攻めにしていくべきだ。交付金などしばらくストップして、減額も必要だろう。

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