前回の日記に書いた、兼松日産農林のTOBの結果が出ました。
買付予定の株数:783.6万株に対し、応募総数:約1195.9万株、買付に漏れた株数:412.3万株、65.5%の買付率となりました。
socialcolorの場合、10000株応募して、6000株の買取、4000株を返還とのこと。
(「四捨五入の結果切上げられた株数の多い応募株主等から順次、各応募株主等につき買付株数を1単元づつ減少」の項目に引っかかったようで、5.5%分は切りすて)
返還分の4000株は、市場で160円/株で売却できたため、
株数×(200×買付率+市場売付価格×返還株数)>株数×市場買付価格
10000×(200×0.6+160×4000)>10000×174
の式が成立し、めでたく利益を得ることができました。(購入手数料は、省略しています)
でも、難色を示す大株主が多く、買付証券会社を限定とのことで、個人的に買付率で70%以上、純利益で10万円以上を目論んでいたので、この結果にはちょっとガッカリです。
カブドットコム証券に口座を開いたり、株式を移管したりする手間を考えると、獲物が少ないなーって感じがしてしまいます。
元々この情報は、私の奥さん(元証券レディー)の付き合いのある三菱UFJモルガンスタンレー(この名前を書くたびに証券会社の歴史を考えてしまうのは私だけ?)から聞いたもので、奥さんはちゃっかり1000株だけ買って(いくらで買ったかは知らないです)買付してもらい、利益率で私をはるかに凌ぎます。
口座は既にあり、私からの情報を元に電話を一本かけ、送られてきた申込み用紙に記入、捺印、返送しただけ。それで、うん万円。いろいろ考えて戦略を練った私に比べて、はるかに省エネ。
この辺りは、もって生まれた運と天性の才能の差を感じてしまいます。
こういう方については、今回、フリーランチはあったかもしれません。