ゆきママさんのブログ

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【期待外れ】昨夜のECBイベント解説まとめ。

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今日はいよいよ22:30から(米)12月雇用統計が予定されていますが、まずはその前に昨日の(欧)ECB・金融政策発表や、(欧)ドラギECB総裁記者会見の内容についてまとめていきたいと思います(∀`*ゞ)

もちろん雇用統計については、後ほど先行指標と相場展望などについて特集記事をアップさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。

追加緩和策への言及なしでユーロ買い戻しへ… 昨日のECBイベントはブログで書いていたように大荒れとなりましたね。特に注目のポイントとしていた追加緩和策に関して期待された発言が全くなかったことで、ユーロが大きく買い戻される場面もありました↓

ECBイベント時のユーロ・ドルチャート。1.245ドル近辺まで買われた。
まず、21:45の(欧)ECB・政策金利発表では、予想通り据え置きの現状維持で、新たな緩和策などもありませんでした。

まぁここで総裁の会見について予告的な情報が入ることもあるのですが、今回は特になかったので相場も会見待ちといった状態に┃_・)ジー

そして注目の(欧)ドラギECB総裁記者会見では、国債購入を伴う形での量的緩和への言及や緩和策の拡大などについての明言を避ける格好となり、一部市場参加者は肩透かしを食らってしまいました↓

■22:30 (欧)ドラギECB総裁記者会見(要旨)
・資産購入プログラムは少なくとも2年間は続ける
量的緩和を進める上で全会一致は必要はない
原油価格は6月以降30%も下落しており、影響を警戒している
・バランスシートが2012年初めの水準に向けて拡大する公算
来年初旬に緩和施策の効果や物価見通しについて再評価する
緩和策の規模やペース、構成内容を来年初旬に変更する
・(早期という表現について)必ずしも次回会合という意味ではない
・政策担当者は必要なとき追加措置をすぐ出せるよう一段と準備を整えた
う~ん、今回はかなり多くのエコノミストが、国債を含む大規模な資産購入プログラム導入の用意があることについて言及するのではといった見方を示していましたから、見事に期待を裏切られる結果となってしまっています(´・ω・`)

まぁ完全にノーヒントですからね。先月21日には「できるだけ早期にインフレ率を引き上げるために必要な行動をとる」としていたことから、次回会合である来年1月にも導入といった声もあったのですが、それも否定されており、ヒントらしいヒントは来年初旬に何らかの変更があるということだけ・・・。

せめて、国債購入に関する言及があれば市場も盛り上がったと思われるのですが、今回は国債購入のコの字もなしとなしなし尽くしでした(つд⊂)エーン

そして、値動きについては予想通りユーロが買い戻されました。流石に1.25ドルまでは反発しませんでしたが、かなり大きく上昇しましたね。この辺は予想が当たっていたと思います(*´ω`*)

関連記事:

やはりドイツの抵抗が根強いんでしょうかね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー 先月は結構強気強気の発言で市場を賑わせていたのですが、今回は打って変わって国債購入や新たな緩和策について及び腰なドラギ総裁といった印象でした。

まぁECBの見通しによると今後もEUのインフレ率は予想以上に軟調推移と言うことなので、もはや国債購入を伴う追加緩和の実施は時間の問題と思われますので、ユーロ売り・ドル買いの大きな流れは変わらないでしょう。

ただ、今後も事態の推移を巡って相場が上下していくことになりますので、ドラギ総裁の発言内容を中心にこれらのイベントをしっかり確認していくようにしましょう。

120円台突入!今日は米雇用統計に注目! ついに大台達成が来ちゃいましたね!雇用統計前の120円台もあるかも!なんて言っていたらありました(∩´∀`)∩ワーイ

乗せた後は大きく反落してしまいましたが、再び反発してきているので今夜の雇用統計次第では120円台定着となりそうです。

そして…


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