究極のエコカー「FCV」(燃料電池自動車:Fuel Cell Vehicleの略)がいよいよ一般道路を走り出します。
トヨタ自動車は11月18日、「FCV」を12月15日に国内で発売すると発表。名前は「MIRAI」(ミライ)で、価格は723万6000円。国からの補助金(202万円)を合わせると高級車「クラウン」並みの約520万円で購入できます。
水素を燃料とし、空気中の酸素と化学反応させることで得られた電気でモーターを駆動させて走行するため、CO2の排出はゼロ。1回の水素補填で約700キロの走行が可能で水素補填時間は約3分とEV(電気自動車)の急速充電20~30分とは比較にならないほど早いです。
また、災害時などの非常用電源としても水素を満タンにしてあれば、一般家庭1週間分の電力が賄えるそうです。ホンダも15年中にFCVを発売しますが、いよいよ水素社会の到来となります。
安倍首相の新成長戦略の中にFCVを普及させることが盛り込まれており、FCVの普及はまさしく国策です。株式投資という観点からは「国策に売りなし」であり、その関連銘柄は投資妙味大であり、特にその代表銘柄は見逃せません。