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【1】主な注目材料とニュース **
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☆注目材料
昨日の日経平均株価は、前日比135円安の1万7248円と2日連続で値下がりしています。
日経平均株価の25日移動平均線からのカイリ率は3.7%と11月14日の10.3%をピークに縮小傾向にあります。
本日は国内経済指標の発表が相次ぎます。8:30は10月の全国消費者物価指数、11月の東京都区部消費者物価指数、10月の家計調査、10月の完全失業率、10月の有効求人倍率、8:50は10月の鉱工業生産指数、14:00は10月の新設住宅着工戸数の発表が予定されています。
10月の全国消費者物価指数(CPI)の市場予想は生鮮食品を除く総合で前年同月比2.9%上昇(9月は3.0%上昇)となっています。前月比で0.1ポイント低下する見通しです。
先行指標となる11月の東京都区部CPI(中旬速報値)の市場予想は生鮮食品を除く総合で前年同月比2.5%上昇(10月は2.5%上昇)となっています。前月比で伸びは横ばいとなる見通しです。
10月の家計調査で1世帯(2人以上)当たりの消費支出の伸び率は市場予想で前年同月比5.1%減(9月は5.6%減)となっています。
10月の有効求人倍率の市場予想は1.09倍(9月は1.09倍)、10月の完全失業率は3.6%(9月は3.6%)となっています。いずれも前月と比べて同水準となる見通しです。
10月の鉱工業生産の市場予想は前月比0.6%低下(9月の同・確報値は2.9%上昇)となっています。2ヵ月ぶりにマイナスとなる見通しです。
10月の新設住宅着工戸数の市場予想は前年同月比15.0%減(9月は同14.3%減)と8ヵ月連続で減少する見通しです。
15:00に11月第3週(11月17日~11月21日)の投資部門別売買動向が発表されます。11月第2週(11月10日~11月14日)の外国人投資家は4週連続で買い越し、買越額は4684億円(前週は7691億円の買い越し)となっています。
一方、個人投資家は4週連続で売り越し、売越額は6523億円(前週は9911億円の売り越し)となっています。年金基金の動向を反映する信託銀行は2週連続で売り越し、売越額は57億円(前週は770億円の売り越し)となっています。
気象情報会社のウェザーニューズは昨日、来年のスギ花粉の飛散予測を発表しています。飛散量は東北や関東、中部で平年の110~150%、近畿で平年並みから130%、中国・四国や九州では平年の70~90%程度としています。今夏の東日本は晴れて暑い日が多かったことを踏まえ、平年より飛散量が多いと予測しています。
海外では、7~9月期のインドGDP、11月のユーロ圏消費者物価指数、米国の株式・債券・商品市場が短縮取引(感謝祭翌日の為)、NY外為市場は通常取引、米年末商戦が本格化する「ブラックフライデー」となります。
◆主なニュース
・リニア新幹線、来月17日着工 品川・名古屋で起工式
・来年1月、電力6社とガス4社値上げ LNG価格上昇
・10月の国内建設受注額7.4%増 2ヵ月ぶりプラス
・タカタ窮地、全米リコール強制 交換品供給能力に限界
・三菱重工、搭載量が16%増の新型LNG運搬船を開発
・富士電機、シンガポールの産業機械メーカーを年内買収
・東芝、世界で最も効率よく人工光合成できる技術を開発
・H&M、京都に最大店 子ども服充実、29日オープン
・札幌市長、2026年五輪招致を正式表明 課題も多く
・北京での天皇誕生日祝賀会、中国側から複数の高官出席
◆経済指標等
・対内証券売買契約(週間、財務省)
・全国消費者物価指数(10月、総務省)
・家計調査(10月、総務省)
・完全失業率(10月、総務省)
・有効求人倍率(10月、厚労省)
・鉱工業生産指数(10月速報、経産省)
・商業販売統計(10月速報、経産省)
・白物家電の国内出荷実績(10月、日本電機工業会)
・自動車生産・輸出実績(10月、自工会)
・住宅着工戸数(10月、国交省)
・投資部門別売買状況(週間、東証)
・ユーロ圏失業率(10月)
・ユーロ圏消費者物価指数(11月速報値)
◆その他
・市場変更
一正蒲鉾(2904)東2→東1(本日実施)
明治電機(3388)東2→東1
ベクトル(6058)東マ→東1
ダイヤモンドダイニング(3073)JQ→東2
・大手生命保険各社が決算を発表
・感謝祭翌日で米国の株式、債券、商品の各市場が短縮取引
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【2】心に残る名言 **
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釣れないときは、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい。
アーネスト・ヘミングウェイ