日本に向けての帰国の待ち時間ができたため、空港のラウンジで書いています。
今日は、株式とは全く関係ない問題なのですが。
他部署の女性から「セクハラされた」として、会社のコンプライアンス委員会に訴えられた男性が、自分のグループのメンバーと言うことが分かりました。
何と言うか、非常に困った状況です。
コンプライアンス遵守に関しては厳しい部門なので、「セクハラ」で訴えられるような人間は、即刻、職務から外すか、悪質な場合は(懲戒)免職にすべきところなのですが。
パワハラの場合は職場での言動や業務連絡のメール等で、廻りの人間も比較的に状況を知っていて、証拠が集めやすいため、白黒が付け易いのですが、セクハラの場合は難しい、です。
被害者と加害者の言い分が真っ向から反対になるので。
特に、食事や飲みに行った後に、問題が生じたりしていると、「言った、言わない」「誘った、誘っていない」、「軽く言ってみたことを誤解された」というように、言う側の認識と言われた側の認識が大きく異なっている事もあります。
どちらもマトモな人間でしたら、「男女の言動の認識差異」という善意の解釈もあり得ますし、今後の注意で収まりがつけられると思いますが、どちらかに悪意がある場合は、本当に厄介になってしまいます。
今回のケースは、どうも加害者に悪意があるようで、悪意がある人間は、自分本位の(自分は悪くないと勝手に自分を正当化するので)矯正の可能性が少ない人間と考えられますし、職場の微妙な人間関係の中で、(少なくとも)その言動を改善していくのは困難なので、どのように対応すべきか、ちょっと悩んでいます。
コンプライアンス委員会に通報された事自体が、本来はコンプライアンス委員会と通報者(被害者)、加害者の間だけしか知らない事になっているので、コンプライアンス委員会に通報されたという事実を知っている事をベースとしての対応もできませんし、う~ん、難しい。
当面はコンプライアンス委員会の結論待ちということになりますが、被害が拡大することが無いように、加害者を現在の職務から女性との接触が殆どいない部署へ移動させる等の措置を、急いで検討しないといけませんし、これは完全にマイナスの業務発生、です。
何かコメントや意見を頂けるかも知れない、と期待して、「みん株」の日記に書いてみました。