■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

ヒロろんさん

 本日の日経平均株価終値は+448円の16,862円と大幅続伸しました。TOPIXも+35.01の1,368.65ポイントと続騰しました。
 昨晩の米NY株式市場はほぼ変わらず。NYDOWとS&P500はザラ場に最高値を更新した後に下げに転じ、小反落して取引を終えました。NASDAQ総合指数は半導体株の上げなどが後押しし小幅続伸いたしました。個別では自動車のゼネラル・モーターズ(GM)が10月の販売台数が予想に届かなかった影響で0.7%下落しました。

 東京株式市場は、連休中の米NY株式市場はしっかりと推移、そのなか為替は円安が更に進行、シカゴ平均株価先物は17,300円台まで上昇していることから、買い優勢で取引が始まりました。
 日経平均株価は+319円の16,732円と高い位置で取引を開始いたしました。寄付き直後に+714円の17,127円まで買われた後は高値圏でもみ合う動きが続き+657円の17,071円で前場の取引を終えました。後場に入っても高値もみ合いは継続し+448円の16,862円で本日の取引を終えました。

 日経平均株価の中期基調は上向き継続。短期基調も上向き継続となっております。日経平均株価の日足は窓空け大陽線を形成しております。「四空」です。
 市場では「17,000円台では利益確定売りが増えるものの、先高期待が強く底堅さを維持している。需給主導で上昇しているが、日本株の割安感は後退した」「日銀追加金融緩和で消費再増税の実施は避けられないとの見方が広がっており、業績面でのマイナス影響への懸念から、敬遠されやすい地合いにある」などと指摘されております。

 日経平均株価は+448円高と4連騰、終値で16,800円台は07年10月19日以来7年ぶりとなります。また東証1部の売買代金は5兆4304億円と、13年5月23日の5兆8376億円以来の5兆円の大台乗せとなり、歴代2番目の高水準とのことです。
 本日の更なる上昇から過熱感は更に更に高まりました。本日の前場の高値である17,127円が目先の高値となりそうです。
 明日以降、調整入りからズルズルと売られる展開が予想されます。「買い」は注意が必要です。
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