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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
16862.47(+448.71)△2.73%
◎TOPIX
1368.65(+ 35.01)△2.63%
◎売買高概算 52億0898万株
◎売買代金概算 5兆4304億円
◎時価総額 490兆0389億円
◎値上り銘柄数 1198 ◎(年初来)新高値 330
◎値下り銘柄数 563 ◎(年初来)新安値 4
◎変わらず 72
◎騰落レシオ(25日) 87.53%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+8.65%
75日線比+8.39%
◎為替
(対ドル) 113.55
(対ユーロ)142.05
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
203.8円(+ 3.8円)460,423千株
2.アイフル <8515>
508円(+ 58円)221,014千株
3.ケネディク<4321>
576円(+ 69円)186,960千株
4.三菱UFJ<8306>
638.4円(+ 6.2円)155,479千株
5.野村 <8604>
727.0円(+52.1円)137,279千株
◎売買代金上位 (円)
1.日経レバE<1570>
12370円(+ 630円)239,187百万
2.ソフトBK<9984>
8027円(+ 88円)183,496百万
3.トヨタ自 <7203>
6800円(+ 302円)172,500百万
4.アイフル <8515>
508円(+ 58円)113,132百万
5.ケネディク<4321>
576円(+ 69円)108,046百万
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1270万株 買い3360万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅に4日連続高、前週末比448円(2.73%)高の1万6862円と年初来高値を更新して取引終了です。
東京市場が3連休中、NYダウが31日に195ドルの大幅高となって史上最高値を更新。先週末に日銀が追加金融緩和策を決定したことで円相場も1ドル=113円台と大幅に円安が進行したことも支援材料となり、朝方から幅広い銘柄に買いが先行。9:09には上げ幅が713円高となって1万7127円と1万7000円台に乗せる場面がありました。ただ、さすがに金曜日の755円高に続く大幅高の後とあって買い一巡後は様子見ムードが強まり、引けにかけては幾分上げ幅を縮小しています。売買代金は概算5兆4304億円、上海総合指数は0.6ポイント高の2430です。
業種別では、証券、海運、自動車、土石、電機、精密、倉庫、不動産などの上げが顕著です。
個別銘柄では、前週末に日銀が追加金融緩和に踏み切ったことで株高や証券取引増に繋がるとの見方から証券株が大幅高、業種別では「証券商品先物」セクターが値上がり率トップとなっています。
野村HDが52.1円高の727円、大和Gが105.7円高の966.7円、SBIが116円高の1363円、松井証が70円高の1110円、岡三証が104円高の927円となっています。
富士重工が上場来高値を更新、420.5円高の4019.5円となっています。先週末に2015年3月期の連結純利益が従来計画を260億円上回り、前期比17%増の2410億円になる見通しと発表。同時に年間配当計画を従来の56円から62円に上方修正し、好業績と株主還元強化を好感した買いが膨らんでいます。
独立系不動産ファンド運営のケネディクスが69円高の576円と13%の大幅高で年初来高値更新。日銀が追加の金融緩和を発表し、不動産投資信託(REIT)の買い入れ額を3倍にするとしたことが不動産ファンドを手掛ける同社株の買い材料となっています。
KDDIが323円高の7548円と値を飛ばして年初来高値更新、これで7日連続高となります。先週末の引け後に4~9月期の連結純利益が前年同期比42%増の2313億円と発表。同期間としては2年連続で最高益となり、業績拡大を好感した買いが入っています。スマートフォンの契約数が伸び、データ通信料収入が増加。売上高は4%増の2兆1319億円です。
経営統合を報じられた東日本銀行や43円高の322円と15%の上昇、横浜銀行は21.5円高の658.8円となっています。統合後の総資産は16兆円弱となり、地銀首位グループとなります。2016年春に共同持ち株会社をつくり、両行が傘下に入る案が有力です。
その他、旅客機用の化粧室・厨房設備で世界大手のジャムコが102円高の2521円、土木・建設分野向け測量機器やGPS、そして検査・診察・治療など眼科医療機器を手掛けるトプコンが270円高の2821円。
セラミックコンデンサーで世界トップシェアの村田製作所が580円高の1万2785円、ファナックが540円高の1万9660円、JR東日本が211円高の8856円、東京ディズニーランド&シーを運営するオリエンタルランドが380円高の2万4110円と連日で値を上げています。
トヨタが302円高の6800円、ソニーが229円高の2301円、日立が19.9円高の879円、三菱電機が58円高の1454.5円と主力株は軒並み年初来高値を更新しています。
本日の新高値銘柄は、大東建託、日本道路、東洋建、日本M&A、カルビー、ヤクルト、キッコーマン、味の素、三越伊勢丹、松屋、小野薬、科研薬、富士製薬、オリエンタルランド、日立、三菱電、オムロン、パナソニック、TDK、アルプス、京セラ、村田製、トヨタ、富士重工、ピジョン、ユニチャーム、アシックス、オリンパス、KDDI、京浜急行、京成電、JR東海、JR東、三井不動、日本空港ビル・・・等々です。
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【2】主な材料 **
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・日経は約7年ぶり、TOPIX6年4カ月ぶり高値
・消費増税巡り有識者会合、18日まで5回開催予定
・GPIFの組織見直しで初会合 合議制導入を検討
・軽除く新車販売、10月は9.1%減 減少幅拡大
・軽自の販売台数、10月は0.7%減 高水準維持
・ソフトバンク、通期営業利益見通しを小幅下方修正
・JX、通期の利益見通しを下方修正 円安が足かせ
・LIXIL、上期は反動減で苦戦も通期予想は維持
・10月の米新車販売6.1%増で10年ぶり高水準
・NY原油、余剰感で2年4カ月ぶりの80ドル割れ
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【3】主な投資判断 **
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[UBS証券]
据置き A
(2782)セリア 5,000円
据置き A
(8591)オリックス 1,990円
[ゴールドマンS証券]
据置き A
(6770)アルプス電気 2,020→ 2,160円
[野村証券]
引下げ A→B
(6925)ウシオ電機 1,578→ 1,200円
[みずほ証券]
据置き A
(9433)KDDI 7,220→ 8,050円
[大和証券]
据置き 1
(6301)コマツ 3,000円
据置き 1
(6473)ジェイテクト 2,000円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【4】冬時間移行後の取引時間 **
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11月2日の日曜日にアメリカ(アリゾナとハワイを除く)が標準時間(冬時間)に移行しました。
冬時間への移行により日本とニューヨークとの時差は13時間から14時間に拡大します。欧州はすでにその前の週から冬時間に移行しており、日本との時差は現在、ドイツやフランスなど大陸諸国で8時間、イギリスは9時間となっています。
尚、ニューヨーク市場では昨晩の取引から冬時間に移行しており、日本時間では23時30分から翌朝の6時00分までの取引で、先週と比べ1時間遅くなっています。
参考までに、現在の主な証券取引所の取引時間(日本時間)は下記のようになっています。(ロンドンとニューヨーク以外は通年)
東京証券取引所
9:00~15:00
上海証券取引所(中国)
10:30~16:00
香港証券取引所(中国)
11:00~17:00
ボンベイ証券取引所(インド)
13:25~19:00
ロンドン証券取引所(イギリス)
17:00~01:30
ニューヨーク証券取引所(アメリカ)
23:30~06:00