さっそくですが、昨晩のNY市場で円相場が一時1ドル=114.20円近辺と114円台に乗せ、大幅に円安が進行しています。米景況感の改善による米長期金利の上昇、一方で日銀による追加金融緩和策を受けて日米金利差が先行き拡大するとの見方からドル買い・円売りが優勢となっています。もちろん、これは日本株にとりましては大きなプラス材料となります。
また、東京市場が3連休の間、NY株式市場は通常通りの取引が行われており、NYダウは史上最高値を更新しています。チェック出来なかった方もいらっしゃると思いますので、ここで簡単に連休中のNY市場の動きを時系列にまとめさせて頂きます。
= 連休中のNY市場の動き =
NYダウ
10月31日(金) 1万7390ドル(+195)
11月 4日(火) 1万7366ドル(- 24)
上記の通りとなっており、10月31日には9月19日に付けたこれまでの最高値1万7279ドルを一気に突破して史上最高値を付けています。
円相場は昨晩のNY市場で1ドル=113.90円前後(連休前15時現在は111.10円前後)、1ユーロ=142.20円前後(同139.60円前後)と大幅に円安が進行しています。
注目のシカゴ日経先物は1万7345円と連休前の東京市場の日経平均株価1万6413円よりも930円ほど高い水準となっており、本日の東京市場も朝方から買いが先行、週末同様に強力に上値を指向する楽しみな展開となってきそうです。
尚、連休前(金)の東京市場は日経平均株価で755円高の1万6413円と9月25日に付けた年初来高値(1万6374円)を一気に突破し、07年11月2日以来、約7年ぶりの高値水準となっています。