相場は急転することがある。下げる時の急降下、上げる時の急上昇といったケースである。さて、こうした場合の対処の仕方を間違えると大変なことになる。特に損失がみるみるうちに拡大するような場合、その対処の仕方で損益が大きく違ってししまう。個別銘柄であれば、その銘柄の素早く反対売買するか、同種の銘柄で一時的に反対ポジションを築くことである。あるいは倍返しにする。また、ポートフォリオの場合であれば、デルタニュートラルに素早く行うことである。こんなことを書いていられるのは今日・明日と相場がお休みだからかもしれない。ヘッジをした時のその解消が次の損益を大きく決定することは言うまでもない。
もちろん、損益が大幅なプラスの場合、その利益を無いと思い、次の一手を考えるほうが、利益を伸ばせることが多いようだ。
今日の一言；常日頃の修養あるものは火急の時に動転しない。
