同社は東京大学医科学研究所と共同研究を行い、がん治療ワクチンを柱とする創薬ベンチャー企業。 取引先は「塩野義製薬」「大塚製薬」「協和発酵キリン」「扶桑薬品工業」と大手製薬品メーカーばかり。 「新規抗がん剤開発に関する論文公表のお知らせ」の発表から株価は人気化。連日の大商いとなっています。 http://www.oncotherapy.co.jp/news/20141023_01.pdf ここから見通しとしては今回、発表予定される2Q決算後の株価反応を見てから展開を申し上げたいというのが 本音ですが、その決算発表も、IR担当に聞いても「まだ未定とです」曖昧。 ですので今回の当メルマガでは決算による株価反応を抜きとしたトレンド重視。 株高リズムをベースに見通しをお伝えしたいと思います。 株価は220円上で推移。今日で5日線(228円)が下値サポート機能として働いており、目先はこの株価220円上、 5日線上を維持している間に、溜まっている空売り(貸借1倍割れ)を踏みあげることが出来るかが重要となりそうです。 月足のRSIは「45.51」と、かなり売られ過ぎ水準。ここから220円処を明確に下回ったら 深追いしないことを条件に、まずは高値275円を奪還し、2013年7月以来の月足の買い転換を行い、 24ヶ月線(302円)のある300円大台をチャレンジする流れが理想的です。 ※ いつ決算発表があるか分かりませんので、見えないリスクと戦う覚悟のない慎重派の方は 決算通過するまでは監視注目程度で静観しておいたほうがよさそうです。