(午前10時書き込み)
思い描いていた通りの動きだ。寄りは上げるが、溜まった上の重しで上がらず、下に振られる。
思っていたからと言って、空売りをしているわけではない。日中波の動きを考えて張るのは、賭けに近い。寄り&引けベースで、シカゴとの絡みを考えてスイングしたほうが、安全。
寄り前の外資注文は、小幅買い越しだそうだが、まだ信用できない。もう数日見る必要がありそうだ。
為替は「悪いドル高」である公算がさらに強まった。
米は昨日反発したが、小売の良さだけ拾い、失業保険の悪化は無視。目だった材料だけ拾って、買戻しが優勢だったにすぎない。引けにかけて、投げるように売られている。継続的上げ材料にはならぬということだ。
ドル高なのに、原油が下がらない。原油が、かつてのダウ状態になっている。ドル高を見越して売りが入るが、その売りが下値を支えるというジレンマに陥っている。
「利上げ」を想起させる材料は、ドルを押し上げるが、株に資金が流れるということにはつながらない。
やっぱり行き先は商品市場か?そうなると、ダウはさらに下がるぞ。
日経のバウンドポイントはいくらになるのか。この様子だと、中期で稼ぐのは難しい。
(午後3時半書き込み)
しばらく間を空けて見てみれば、朝売られた先物がそのまま買い戻されたイメージのチャートだ。方向感がない。G8が控えており、為替がドル高に傾くとの思惑か。
個別の動きを見ると、やはり、先物のみの動きに過ぎないイメージ。金融だけやけに強い。これが主導か。
動きを司っている先物自体も、「上げと下げ」で意見が割れている。やっぱり、積極的には買えない。
日経は、もし落ちとすると、一回は大きく吹き上げるだろう。「下げ」で見立てている人間は、そこが狙い目と考える。
「日本だけ買われる」という希望もまだ残っているため、下げを追っかけて空売るのは危ない。
今から賭けるとすると、売り買い双方ともに怖い。
日本金属が急騰。新規強気レーティングが効いたようだ。
ゴールドウインなどの、材料株に金が集まるようになっている。上値の重い銘柄が増えてきており、外部環境の悪化も相まって、「材料」が支えてくれる銘柄に避難しているのだろう。相場環境的には良い傾向ではない。