「三空叩き込み」の後は急反発~定石通り

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は大幅上昇した(DJIA +263.17 @16,380.41, NASDAQ +41.05
@4,258.44)。ドル円為替レートは円安方向へ動き、107円台前半となった。これらに加えて先週の急落の反動もあり、本日の日本株全般は大きく反発した。東証1部では、上昇銘柄数は1,802に対して、下落銘柄数は21となった。騰落レシオは73.83%へ上昇したが、まだかなり低い。東証1部の売買代金は2兆3186億円。

先週、TOPIXも日経平均も「三空叩き込み」で急落し、騰落レシオは70%になるまで下げた。機は熟した。そこへ米国株式相場が大幅反発し、GPIFが国内株式運用比率を20%台半ばまで引き上げると報道された。TOPIXも日経平均も大幅反発した。ただ、このままV字反発をするとは期待しない方が良いだろう。ある程度上げると、底値を確認するためにもう一度下げるのが相場の常であるからだ。今日の大幅反発で、売り玉はすべて利食い手仕舞いとなり、さらに逆指値成り行き買いで待ち伏せていた新規の買い注文もすべて約定した。

TOPIX 
+47 @1,224
日経平均 +579円
@15,111円

33業種すべてが上昇する全面高となった。上昇率トップ5は、情報・通信(1位)、機械(2位)、輸送用機器(3位)、建設(4位)、電気機器(5位)となった。


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