株価の変動は需給や景気動向等によるも、大きいのは人間の心理状態である。やれ、エボラ熱だ、GPIFだ、とはやしたて株価の変動を誘う。下がりだすと我先にと売り、上がりだすと我先にと買に走る。このようなことをしていては儲かるものも儲からない。狙いを定めて業種・銘柄を選定し株式運用を行うことが大切である。それにしても心理状態は一夜にして変わることもあるから要注意である。今週から2014年9月中間決算発表が始まる。上方修正の動きが広がれば株価上昇要因にもなろう。しかし、ファンダメンタルズは基本であるが、今は投資家心理の動き方に注目しておかなければならないであろう。
今日の一言:測り難きは人心。自分の心も他人の心も動転し続ける。
