在庫循環図と政局分析（チキンでも野党よりマシ）

[jojuさん]

 

　添付図は日本の在庫循環図（高橋洋一氏作成）

 

　２％に未だ遠いインフレ率、未だ割安な株価、超低金利で在庫循環図一周ってのは面白いですね。

　増税のマイナス効果爆発です。

　１０％延期で金融緩和強化ならもう一回りしてくれることでしょう。

　しかし、１０％実施でちょっとの追加緩和となる可能性が高く、自民政権はこの先の選挙で野党の追い上げを食らうことになる可能性大（左翼マスコミもその流れを読んで活動活発化中。安倍政権批判増大中）。

　こうして自民政権の尻に火をつければ、一層、官僚の思い通りに振り回せる、という作戦。

　日銀総裁が「１０％増税しないと追加緩和しない（金融政策では何も出来ないとか、、）」的なダダこね発言をするのは、その作戦に沿った流れ。

　財務官僚一派のやることはホントに分かりやすい。

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　安倍総理がチキンでなければ、こんな作戦は、どうとでもひねり潰せるのだけど（増税延期＆日銀法改正の脅しで金融緩和強化）、おそらくチキンなので、官僚の作戦どおりに進む。

　それでも民主党政権よりは１００倍マシです。

　民主党政権ならば、官僚の作戦にむしろ相乗し、作戦を強化して、増税＝役所肥大化を積極的に進めるから。　なぜなら役所の労組が強力かつ過激な支持母体だから。　

　役所は潰れないし、クビにならないので、役所の労組は強大化、過激化しやすい（ちなみに大学も学校も役所の一種なので、過激労組的な発想の先生が多くなりがち）　

　みんなの党以外の野党は官僚OBか労組が主導権を握っているので、民主党と同じく官僚とアウンの行動を取るでしょう。

　みんなの党は、路線対立中だが、反役所的な渡辺氏（創設者）が、灯台閥の浅尾氏（民主党からの移動組）に追い出されかけてるし、検察もマスコミも渡辺潰しに動いてるので、他の野党と同じようになる。

　これも官僚の作戦どおり。