１９６７年１０月８日に放送されたウルトラセブン第２話「緑の恐怖」には、植物のような宇宙人、ワイアール星人が登場しました。
我が家の庭に生えている樹木たちは、手入れを怠ると枝葉がぼうぼうに伸びてしまいますが、その姿はワイアール星人にそっくりです。
前回は、小田急線のロマンスカー内で、石黒隊員に化けたワイアール星人が変身して本来の奇怪な姿に戻ることに因み、東京近郊の私鉄各社に注目しました。
今回は、範囲を日本全国の鉄道会社に広げてみましょう。時価総額の多い順に並べると、こうなります。
9020 JR東日本 ROE9.2 PER15.8 PBR1.49 時価総額3兆2345億円
9022 JR東海ROE14.6 PER10.9 PBR1.66 時価総額3兆0518億円
9021 JR西日本 ROE8.4 PER15.7 PBR1.21 時価総額9511億円
9005 東急電鉄 ROE11.0 PER23.5 PBR1.77 時価総額8985億円
9042 阪急阪神HD ROE7.7 PER7.3 PBR1.34 時価総額8124億円
9024 西武HD ROE6.9 PER26.6 PBR2.82 時価総額7492億円
9007 小田急電鉄 ROE9.5 PER29.5 PBR2.74時価総額7392億円
9041 近畿日本鉄道 ROE8.6 PER31.2 PBR2.46 時価総額7035億円
１０月１日に東海道新幹線開業５０周年を迎えた9022に注目します。
増収増益の傾向を維持しており、増配も実施しています。
ただし今後は人口減、新幹線の改修費用増、リニア中央新幹線の建設等、厳しい条件が付きます。
先週、御嶽山が噴火しましたが、リニア中央新幹線の予定ルートとの距離は、わずか５０ｋｍだそうです。
御嶽山の噴火は想定せずに決めたでしょうから、ルート見直しの議論が起きてくる可能性もあります。
一部で「２１世紀最大の無駄」「原発の稼働が前提」などと悪口を言われておりますが、今後のリニア中央新幹線から目が離せません。
リニア中央新幹線のトンネルを掘るときには、くれぐれもユートムとかゴース星人らの地底基地に気を付けてほしいものです。
投資判断は自己責任で。
